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産後の腎盂腎炎

大腸菌などの細菌が尿管をさかのぼって腎臓の腎盂という部分に侵入し感染を起こした場合をいい、産褥期の尿路感染症で腎盂腎炎は膀胱炎に次いで多い産褥尿路感染症です。

盂腎炎の原因菌

産褥期の腎盂腎炎を引き起こ起炎菌は、膀胱炎と同じく最も多い細菌は大腸菌で、次いでブドウ球菌、連鎖球菌はきわめて少ない原因です。。

腎盂腎炎の感染経路

膀胱から腎盂、血行性、リンパ性に感染します。

腎盂腎炎の発症

産褥5~7日に多く発症します。

腎盂腎炎の症状

腎盂腎炎は急性期と慢性期の症状は以下のようなものがみられます。

腎盂腎炎の急性期の症状

突然の悪寒・戦慄を伴う39~40℃の不定な発熱があり、悪心、嘔吐を伴うことがあります。
腎盂腎炎を起こした側の腎部の腰痛、圧痛、疼痛があります。ときに、膀胱炎症状をしめすこともあります。

腎盂腎炎の慢性期の症状

一般的に症状は軽く、微熱、頭痛、倦怠感、食欲不振、口渇、衰弱、貧血などがみられますが症状は一定ではありません。

腎盂腎炎の治療

抗生物質の内服や点滴治療が行われます。

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