妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
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帝王切開術後の経過

帝王切開術後の経過、手術当日(0日目)、術後1~2日目、術後3~5日目、術後6日目~退院まで経過とスケジュールは以下のようです。

帝王切開の手術当日(0日目)の経過

手術終了後数時間で麻酔の効果が消え、傷の痛みに加え子宮が収縮する後陣痛の痛みを感じます。
痛みは我慢せずに伝えてください、痛み止めを処方してもらってください。
帝王切開は経膣分娩以上にからだに負担がかかっていますから手術当日は安静にしてからだをゆっくり休めます。
麻酔が覚め、ママの状態が落ち着いていると赤ちゃんとの面会ができます。
病院によっては看護師や助産師が手伝って授乳をさせてくれるところもあります。
トイレは留置カテーテルが入っていますから心配はいりません。

帝王切開術後1日目~2日目の経過

まだ、傷の痛みと後陣痛が続きます。
帝王切開でも悪露が出ます。
帝王切開に限らず、術後合併症の一つに血栓症があります。
血栓を予防するために術後経過に問題がない場合には留置されている尿の管がはずされ、ベッドで座る、ベッドサイドでの起立、介助によってトイレまで歩行のように徐々に慣らしながら早期離床がおこなわれます。
食事は手術後24時間くらいすると腸が動きはじめますので流動食が開始になり、その後三分がゆ、五分がゆ、全がゆ、常食とすすんでいきます。
回復が順調であれば授乳が介助にておこなわれます。

帝王切開の術後3日目~5日目の経過

食事も普通食になり、経膣分娩のママと変わらない生活ができるようになります。
授乳や赤ちゃんのお世話が本格的におこなわれます。
皮膚をとめていたホッチキスがはずされ、翌日にはシャワーを浴びることができます。

帝王切開の術後6日目~退院の経過

その後は退院に向けて授乳練習や赤ちゃんのお世話の練習など経膣分娩のママと同じ生活になります。
抜糸が必要な糸で縫合がなされた場合は抜糸がおこなわれます。
前日の診察で異常がなければ、手術後8~10日で退院となります。退院は術後経過やそれぞれの病院で違いがあります。

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