妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
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女性の結婚年齢と出産年齢

厚生労働省の「平成23年人口動態統計」によると女性の平均初婚年齢は29.0歳。男性は30.7歳。2009年と比べるとそれぞれ0.2歳・0.2歳のプラス。1950年と比べると、大体5年ほどのプラスとなる。とくに女性の方が男性より晩婚化が進んでおり、昭和50年以降上昇傾向のまま推移しており、晩婚化が進んでいることがわかります。
母親の出生時平均年齢も上昇傾向のまま推移しており、晩産化が進んでいることがわかります。
平成6年に第2子が29.7歳であったが、平成21年には第1子が29.7歳とこの15年間で約1人分の差が生じていることがわかります。
また、父母が結婚生活に入ってから出生までの平均期間は、第1子、第2子はともに長くなり、一方、第3子はほぼ同じ水準で推移しています。
生数を母親の年齢(5歳階級)別にみると、34歳以下の各階級では前年より減少したが、35歳以上の各階級では増加となっています。

結婚適齢期と妊娠適齢期

女性の社会進出が進むのと並行して、結婚に対する意識も大きく変化し、結婚適齢期という言葉が死語となりつつあります。
結婚は、自分がしたいときにすれば良いという考える女性も多く、年齢にしばられることなく自分の人生を楽しみたいという方が増えています。
結婚はいくつになってもできますが、妊娠となるとそうもいきません。
体が年を重ねるごとに老化するように、女性の妊娠に重要な卵巣も老化します。
女性の平均年齢が80歳代であるにに対して、平均閉経年齢は50歳前後であることから考えると、卵巣は他の臓器、器官よりも早く老化するといえるかもしれません。
卵巣が活発にはたらくのは20~35歳といわれ、エストロゲンやプロゲステロンの女性ホルモンの分泌量も35歳頃から減少し始め、40歳になる頃には急激に減少し、卵巣の機能は低下、活動が衰え、更年期症状などが出現します。
生殖医療の研究が進み、高度な技術も開発され、高度生殖医療の助けをかりて赤ちゃんを授かる女性も増えています。
できたら自然妊娠をと考えるのであれば、卵巣が元気な時期に妊娠、出産年齢、子どもの数などバースプランを夫婦て考えて欲しいと思います。

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