妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
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AFC(胞状卵胞数)

AFC(胞状卵胞数)は、卵胞期早期に経膣超音波検査を用いて確認できる両側卵巣の胞状卵胞数を調べる卵巣予備能の検査です。
ARTを行う場合、卵巣刺激を開始する直前の月経周期3日目前後に計測することが多いようです。
AFCは加齢とともに下降することがわかっています。

AFC(胞状卵胞数)測定の意義

妊娠可能な年齢の女性の両側の卵巣には発育卵胞の初期の段階に入った卵胞が常時20~150存在しています。
これらの発育段階の卵胞のうち一部が発育し直径が10㎜程度までの卵胞がFSHへの感受性が良好であるとされています。このことから直径2~10㎜の胞状卵胞の数であるAFCは体外受精において採卵数や受精率をあらわすことになります。
また、どの年齢においてもAFC(胞状卵胞数)が原始卵胞の数と比例することもわかっており、AFC(胞状卵胞数)がその時点における卵巣予備能を示すことにもなると考えられています。

AFC(胞状卵胞数)検査方法

AFC(胞状卵胞数)の計測は、両側の卵巣において直径2~10㎜の卵胞をカウントされることが一般的な方法です。
ただし、AFC(胞状卵胞数)としてカウントする卵胞のサイズは2~9㎜、3~10㎜と一定していません。

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