排卵時期の予測の検査

不妊症のタイミング指導、人工授精において妊娠率をあげるためには排卵日を知ることが必要です。
排卵日を予測する検査は以下のようなものがあります。

基礎体温測定による排卵の時期の予測

基礎体温測定による排卵日予測のための所見は、体温陥落、低温相から高温相への移行がみられます。

頚管粘液検査による排卵の時期の予測

頚管粘液検査による排卵日の予測の時期の予測のための所見は、頚管粘液の量の増加、牽糸性の増加、シダ状結晶形成を認められます。

経膣超音波検査による排卵の時期の予測

卵胞が20㎜程度まで発育し、子宮内膜は木の葉様パターンとなります。

尿中LH測定による排卵の時期の予測

尿中LH測定キットで陽性反応がみられます。

血中エストラジオール(E3)測定による排卵の時期の予測

E2値がピークとなります。