妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
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女性とホルモン

ホルモンは、ヒトの体のさまざまなはたらきを調節する化学物質で特定の内分泌腺や細胞から血中に分泌され、全身に運ばれて指令を伝えています。
女性の一生は、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の2種類の女性ホルモンの影響を強く受けており、思春期に入り女性らしい体つきに変化したり、月経、妊娠・出産、更年期障害なども女性ホルモンのはたらきによります。
卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)は卵巣から分泌されるのですが、年齢や月経の周期で分泌量が変化し、その変化で女性の体はコントロールされています。
卵巣から卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)が分泌するためには、脳の下垂体から分泌される性腺刺激ホルモンが指令が必要で、さらに下垂体から性腺刺激ホルモンを分泌するよう指令をだしているのは脳の視床下部です。

女性の内分泌環境の変化

女性の内分泌環境は成長により変化します。
乳幼児期から小児期においては、女性ホルモンの分泌が少ないため影響をほとんど受けません。
思春期になると女性ホルモンの分泌が急激に増加し、女性らしい体つきになり、初潮を迎えます。
思春期では、女性ホルモンの急激は増加に対応できず、身体的・精神的に不安的な時期です。
その後、女性ホルモンも安定し、女性として成熟し、妊娠・出産に適した時期を迎えます。
成熟期の終わりを迎える頃には、女性ホルモンは急激に減少し、閉経を迎え更年期、高齢期へと進んでいきます。
このように女性は人生の半部を女性ホルモンの影響を受けています。

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