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BB536株(ビフィドバクテリウム)

ヨーグルトは、日本では「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」において「はっ酵乳」に位置づけられています。
はっ酵乳とは、「乳またはこれと同等以上の無脂乳固形分を含む乳等を乳酸菌または酵母だけではっ酵させ、糊(のり)状または液状にしたもの、またこれらを凍結したもの」と定義され、「成分の基準」として無脂乳固形分が8.0%以上(無脂乳固形分とは乳の固形成分から脂肪分を除いたもの)1mlあたりの乳酸菌数または酵母数が1000万以上」とされています。
すなわち、日本では乳酸菌などのヨーグルトに含まれる菌は決められていません。
ちなみに、以前は国際食品規格(コーデックス規格)はヨーグルトとは乳酸桿菌のラクトバチ ルス・ブルガリスと乳酸球菌のストレプトコッカス・サーモフィラスの2種類で乳酸発酵しているものとされていましたが、世界的なトレンドを受けて「あらゆる 乳酸桿菌属と乳酸球菌のサーモフィラス菌」により発酵したものもヨーグルトの一種とするようになりました。
日本で販売されているヨーグルトの種類は約7500種類以上ともいわれ、この中から自分にあうヨーグルトを探し出すのは難しいものです。
で、私がまず試したヨーグルトは、潰瘍性大腸炎のに効果があるとされる「BB536株」でした。
幸いなことにBB536株のヨーグルトは私にあって毎日食べています。

BB536株(ビフィドバクテリウム)とは

BB536株(ビフィドバクテリウム(ビフィズス菌))は世界ではじめて食品に利用されたビフィズス菌です。
BB536株は酸に強く胃酸で死滅することなく腸に届くビフィズス菌です。
腸に届くと腸内で乳酸や酢酸を生み出すとされています。
これらは腸の蠕動運動に欠かせない物質で消化活動を活発にするはたらきがあります。
その結果、便通が改善する効果が期待できます。
さらに酢酸は殺菌力が強いので腸の中でウイルスが定着・吸収されるのを防ぐ働きがあります。
BB536株はこの酢酸によって免疫力が向上するとされています。
たとえば、O-157の感染が抑制される結果が出ています。
また、人に対象とした治験ではBB536株が潰瘍性大腸炎に一定の効果があるというデーターもあります。
この治験では、潰瘍性大腸炎の人に1日20000~3000億という大量のBB536株を投与した結果、10人中9人の症状が安定したという結果でした。
潰瘍性大腸炎の人は普通の人とくらべて腸内の善玉菌が少ないことがわかっています。
BB536株を摂取することで善玉菌が増え、悪玉菌が減少し、潰瘍性大腸炎の進行を食い止める働きがあるのではないかと考えられています。
ついでに花粉症人がBB536株を20億個以上含むヨーグルトを毎日、14週間摂り続けた結果、目や鼻の痒みの症状が改善されたという結果も出ています。
潰瘍性大腸炎も免疫異常が原因と考えれていて、BB536株はこのような過剰反応している腸管の免疫細胞に働きかけ正常な状態に戻す作用があると考えます。
病院で顆粒状の「○○ビフィズス菌末 BB536」を薦めららたという知人もいます。
ちなみに、ビフィズス菌BB536スティック1本2g当たり500億個以上配合、 BB536株カプセルタイプ1日2カプセルでビフィズス菌BB536を150億個以上配合、ビフィズス菌BB536プレーンヨーグルトは100gの中にビフィドバクテリウム・ロンガムBB536:20億以上が入っています。

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