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腸内細菌にエサをあげる

腸内フローラという言葉が話題になっていますよね。
潰瘍性大腸炎になったころには、まだまだ腸内環境や腸内細菌、腸内細菌叢、腸内フローラなどに関する資料はそれほど多くありませんでしたが、免疫細胞の7割以上が腸で作られヒトの免疫に大きく関わっていることをしりました。
ヒトの腸管内には500~1000種類、総数100兆個の腸内細菌が共存しており、腸内細菌には、健康作りに役立つ善玉菌と健康に害をなす悪玉菌、どちらにも分類されない日和見菌があり、腸内環境は、善玉菌と悪玉菌のバランスで決まり、腸内細菌叢(腸内フローラ)次第で腸の状態が良くも悪くもなることを知りました。
腸内細菌を増やし、腸内細菌叢のバランスを維持するためにまずおこなったことがビフィズス菌や乳酸菌を取り入れるためにヨーグルトを食べること。
次に考え、行ったことは「腸内細菌にエサをあげる」
腸内細菌はヒトが食べた食物を分解しエサとしており、エサとしてはオリゴ糖、食物線維などを摂取する必要がある。
オリゴ糖はヨーグルトを食べるときに食べていました。
食物線維は野菜、でもいったい何を食べたほうが良いのか、どんなふうに食べるのが良いのか?
食物繊維は、大きく分けると水に溶けにくい「不溶性食物繊維」と水に溶ける「水溶性食物繊維」の2種類に分類され、食物繊維を摂取するバランスは、不溶性:水溶性=2:1が良いとされています。
水溶性食物繊維を多く含む食品は、納豆、やまいも、アボカド、かき、もも、昆布、エシャロット、ひじき、もずく、わかめ、あしたば、寒天、おくら、イチゴ、いちじくなどがあります。 不溶性食物繊維を多く含む食品は、さつまいも、バナナ、ごぼう、大豆、玄米、こんにゃく、そば、大麦、ライ麦パン、えんどう豆、ブロッコリー、たけのこ、とうもろこし、えのき茸、きくらげ、しいたけ、切干しだいこんなどがあります。
腸内細菌のエサとなるのは水溶性食物繊維です。
私は、水溶性食物繊維として選んだのが納豆です。
納豆は、発酵食品でもあり水溶性食物繊維だったからです。
納豆と聞くと、「納豆菌」と「ナットウキナーゼ」が頭に浮かびます。
納豆は納豆菌によりつくられます。納豆菌は、枯草菌の一種で腸内で活性化し、種々の生理作用を現して各動物が本来保有している有益菌叢(乳酸菌、ビフィズス菌など)を増強、安定化します。 納豆菌から生成される「ナットウキナーゼ」は、血栓を排除し、血液の流れをサラサラにする働きがあります。 この他にも納豆にはさまざまな効果が期待されています。
が、それまではにおいもあって食べたことがなく、いわゆる「食わず嫌い」でした。
周りの友達からのおすすめは納豆トーストだったのですが、においが一段と強く感じられて無理でした。
で、甘党なのだから甘くしたら食べれるかも!
チャレンジしたのが、納豆+オリゴ糖の最強個ラボ。
とってもおいしく食べられました。
納豆にオリゴ糖を混ぜるとすごくネバネバします。
もうひとつ、納豆+オリーブオイル。
オリーブオイルの香りでおいしく食べられました。
納豆の血栓融解効果は、食後10~12時間働くことから夜に食べるのが良いとされています。
私の場合は、夕食が22時半ころなので、空腹を満たす効果から18時ころに食べています。
納豆はほかにいろいろな食材や調味料とあわせるとおいしく食べられます。
嫌いな方もぜひ自分にあった食べ方で納豆で腸内細菌を元気にしましょう。

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