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潰瘍性大腸炎(UC)の治療薬インフリキシマブ

インフリキシマブ(抗ヒトTNF-αキメラモノクロナール抗体)は、腸粘膜の炎症障害に関わっているTNF-αの作用を阻害する作用があります。
インフリキシマブ(レミケード)は、免疫·炎症性疾患の治療を目的として開発された抗ヒトTNFαモノクローナル抗体製剤で、クローン病や関節リウマチに優れた効果が確認され、治療抵抗性の活動性クローン病や外瘻を有するクローン病に対してインフリキシマブを用いた治療法の有効性が評価されています。

インフリキシマブとは

シインフリキシマブは、炎症や潰瘍を引き起こすサイトカインを人工たんぱく質が攻撃し、その働きを抑制する分子標的治療といわれる生物製剤です。
インフリキシマブの潰瘍性大腸炎に対する適応は、過去の治療において他の薬物療法等の適切な治療を行っても、疾患に起因する明らかな臨床症状が残る場合に本剤の投与を行うこと。寛解維持効果は確認されていないため、寛解導入後には本剤の継続投与の必要性を検討し、他の治療法への切替えを考慮することとされています。

インフリキシマブの使用方法

潰瘍性大腸炎に対しては、インフリキシマブを初回投与後、2週、6週と投与した後、8週時点で臨床症状や内視鏡所見等により治療効果を評価すること。
効果が認められない場合には、さらに継続投与を行っても効果が得られない可能性があり、他の治療法を考慮することとされています。

インフリキシマブの副作用

インフリキシマブの副作用として、免疫抑制作用による結核菌感染の顕性化、敗血症や肺炎などの感染症、肝障害、発疹、白血球減少などが報告されています。

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