妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
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消化と吸収とは

消化器は、摂取した食物を消化し、吸収する役割があります。

消化とは

人が生命活動をおこなうためには、食物に含まれる栄養素を身体に取り込む必要があります。しかし、栄養素はそのままでは分子が大きすぎて取り込むことができないため分解して分子を小さくする必要があります。体内で食物の分子を分解する過程を消化といい、口腔、食道、異、小腸、大腸の消化管によっておこなわれます。
消化には、機械的消化と化学的消化があります。
機械的消化とは、口腔で食物を噛み砕いたり、胃で内容物を攪拌しこわし、食物を砕いて溶液状あるいはかゆ状にすることといいます。
化学的消化とは、各器官から分泌される消化液中の酵素のはたらきによって栄養素をさらに分解することをいいます。

吸収とは

吸収とは、消化された物質が小腸上皮細胞内に取り入れられ、血管あるいはリンパ管を通じて肝臓やさまざまな組織に輸送されることをいいます。
主な栄養素である糖質、蛋白質、脂質などの栄養素、鉄、カルシウム、大部分のビタミンは十二指腸や空腸で吸収され、ビタミンB12や胆汁酸塩は回腸で吸収され、大腸では水分や電解質などが吸収されます。

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