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腸内細菌と老化

腸内細菌が出す物質が数多く発見され始め、腸内細菌と老化や薄毛などさまざまな効果をもたらしているということがわかって来ました。
腸内細菌と老化の研究を藤田保健衛生大学・皮膚科医・松永佳世子医師が、腸内細菌が作る物質が肌の若さを保つことを実証しました。

腸内細菌と老化の研究

『エクオールを作り出す細菌の実験~更年期の女性にエクオールを投与しその効果をみる』
腸内細菌が作る物質が肌の若さを保つことを実証しました。
更年期の67人の女性に12週の間エクオールを飲んでもらい追跡調査が行われました。
実験結果は、
○エクオールを飲んだ更年期の女性の目じりのシワは浅くなった。
○エクオールの代わりにプラセボを飲んだ更年期の女性の目じりのシワは深くなった。
シワの画像の比較をみても、開始時と12週間後では明らかに改善し、腸内細菌が作るエクオールが肌の若さを保つはたらきがあることがわかりました。
腸内細菌が作るエクオールが肌のハリを保つコラーゲンを増やしたと考えられています。
松永佳世子医師によると、コラーゲンをつくる線維芽細胞のはたらきをあげて、肌のハリを深いところで与えるようなものが増えると考えて良いのではないかと言っています。
さらにエクオールは、更年期の女性を悩ます顔のほてりや骨密度の低下の防止に効果があることがわかっている。
シワを改善するエクオールは、大豆を腸内細菌が分解して作る物質です。
日本人はもともとエクオールをつくる菌を持ってはいても、エサとなる大豆を食べる量が減ることでエクオールの恩恵にあずかれないヒトが増えています。

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