妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
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分娩期の子宮口の開大

子宮口

子宮は長さ7~9㎝器官で、骨盤内で膀胱の後方、直腸の前方に位置し、前後にやや扁平な西洋ナシのような形をしており、可動性があり、おおくは前方腹側に屈曲して前屈状態です。
子宮は、上方の子宮体と下方の子宮頚に分けられ、子宮体の上端を子宮底、下部の狭くなっている部分を子宮峡部といいます。
子宮体の内腔を子宮腔といい、内面は子宮内膜に覆われ、月経周期によって変化します。
子宮腔が狭まり頚部に移行する部分を内子宮口、子宮頚部の最先端にあたる部分を外子宮口といいます。

子宮口の開大の機序

分娩の進行に伴って子宮口の開大、子宮頚管長の短縮、外子宮口の位置の変化、子宮頚部の軟化が起こります。
子宮口の開大は内診で診断し、㎝で表現され、児を娩出するために約10㎝まで開大した全開大の状態になります。子宮口開大は分娩時間に大きく影響します。

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