妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
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胎盤とは

胎盤は正期産では約500g、直径20㎝、厚さは2~3㎝の扁平な円盤状の形をしています。
赤ちゃんが娩出された後、再び子宮は収縮し、子宮内腔が狭まることで胎盤付着部にずれが生じることにより胎盤は子宮壁より剥がれます。
子宮壁から剥がれた胎盤は、後陣痛、腹圧、胎盤自体の重量などにより卵膜とともに出血を伴って娩出されます。
通常、胎盤が剥離する兆候が診られると胎盤に付着している臍帯を医師や助産師が牽引することで娩出させます。

胎盤の異常

分娩時における胎盤の異常としては、癒着胎盤、子宮内反症などがあります。
胎盤精査時、胎盤実質に石灰沈着、あるいは白色胎盤梗塞(凝固壊死)をみとめることがあり、これは絨毛が徐々に壊死に陥った状態を示します。

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