妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
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陣痛の特性

分娩の3要素の一つである陣痛には妊娠陣痛、前駆陣痛、分娩陣痛、後産期陣痛などがあります。
陣痛は持続的な子宮筋の収縮ではなく、周期的に収縮と休止を交互に反復します。

陣痛の周期

収縮期を陣痛発作とよび休止期を陣痛間欠とよびます。
発作持続時間と間欠持続時間を合わせて陣痛周期といい、発作開始から次の発作開始までの時間を計ります。
陣痛発作はしだいに強くなる進行期、収縮が極度に達する極期、しだいに弱くなり間欠期に移行する退行期の3期に分類されます。

陣痛に影響するもの

子宮収縮は不随意に起こりますが、精神感動、膀胱や直腸の充満、疲労、乳房の刺激、薬物作用、機械的刺激などにより影響されます。

産痛とは

一般的には陣痛発作時は痛みを伴い、間欠期には消失し、下腹部や腰部、腰などに感じます。
陣痛によって子宮筋自体から発生する痛み、子宮下部ならびに頚管が開大する際の痛み、さらに分娩の進行に伴い軟産道の圧迫や絵陰が伸展、圧迫される痛みなどが加わり、これらすべてを含み産痛といい、陣痛が強くなるほど強くなることが多く、疼痛には個人差が大きいといえます。

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