妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
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分娩第4期の経過とママの様子

分娩終了後は、産道の裂傷、子宮の弛緩などによる異常出血が起こることがあるため注意が必要な時期です。

分娩第4期とは

分娩第4期とは、分娩終了後の約2時間の時期をいいます。

分娩第4期の分娩の経過

胎盤娩出後は、医師によって子宮の入り口や膣、外陰部などに出血や異常がないか診察がおこなわれます。
会陰切開があった場合や裂傷が起こった場合は麻酔を行い縫合がなされます。
縫合が終わり、からだをきれいに拭き、悪露が出ますから大きめのパットが当てられ、産後用の腹帯を巻いて子宮収縮が促されます。
ママの身支度が整ったころ、赤ちゃんも処置が終わり産着を着せてもらったら初回の授乳がおこなわれます。赤ちゃんにとってもママにとっても初めてのことですからうまく吸えないこともあります。
しかし、分娩直後におっぱいを吸わせることはこれからの母乳育児をおこなううえでとても大切なことです。
分娩室での2時間の観察で問題がなければお部屋へ移ります。

分娩第4期のママの様子

分娩後は出血や血圧の変動など起こすことがありますから分娩室で2時間程度観察がおこなわれます。
分娩が終わって2時間は異常が起こりやすいですから、外陰から生暖かいものが流れつづける感じがあったり、下腹部に激しい痛みを感じたり、気分が悪い、吐き気するなどの症状があるときには早めに伝えることが大切です。

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