ミルクの調乳方法
ミルクを調乳するために必要なものは以下のようなものがあります。
必要なものを準備しましょう
哺乳瓶・乳首・乳首入れ・びんはさみ・専用スプーン・粉ミルク・お湯・ポット・専用ブラシ・消毒用の鍋または薬剤消毒用容器・液体消毒剤など。
調乳前の準備
調乳する前に以下のような準備をしておきましょう。
- 調乳する場所は消毒などして清潔に保ちましょう。
- 哺乳ビンや調乳器具などは必ず洗浄・消毒しておきましょう。
- ママの手は洗って清潔にしておきましょう。
ミルクの調乳の方法
一般的なミルクの調乳の方法は以下のとおりです。
- 調乳する前には石鹸で手をきれいに洗い、清潔なタオルなどで水分を拭き取りましょう。
- 哺乳びんや乳首などを揃えましょう。
- 飲用水を沸かしましょう。電気ポットの場合はスイッチが切れるまでしっかり沸かし、鍋などで沸かす場合はぐらぐら沸騰するまで沸かしましょう。
- 粉ミルクの容器に書かれている説明文を読み、必要な水の量と粉の量を確かめましょう。
- 一度沸騰したお湯を70度以上に冷ましたものを、消毒した哺乳びんにできあがり量の1/2~2/3程度注ぎ入れましょう。お湯は70℃以上に保ち、沸かしてから30分以上放置しないようにしましょう。
- 粉ミルク専用のスプーンとすりきりを使って、説明文どおりの量を正確に測って⑤の哺乳びんに入れましょう。
- やけどに注意し、哺乳びんを軽く振ったり、回転したりして粉ミルクを溶かしましょう。
- 50~60℃に冷ましたお湯をできあがり量まで加えましょう。
- 哺乳びんに乳首を付け、粉ミルクが完全に溶けるまで十分に振りましょう。
- 人肌よりも少し熱い程度の温度になるまで、哺乳びんを冷水や氷水に浸して冷ましましょう。このとき、中身を汚染しなよう、冷却水は哺乳瓶のキャップより下に当てるようにしましょう。
- ママの腕の内側にミルクを落とし、やや熱く感じる程度(40度程度)であればOKです。
- ミルクを赤ちゃんに飲ませましょう。
- 調乳後2時間以内に使用しなかったミルクは捨てましょう。
調乳時の注意点
調乳時の注意点としては以下のようなものがあげられます。
- 調乳を前には石鹸で手を洗いきれいな手でおこないましょう。
- 器具は洗剤できちんと洗い、洗剤分を十分に洗い流しましょう。
- 正しい方法でしっかりと消毒したものを使用しましょう。
- 粉ミルクは正確に測り、説明文どおりの量を飲ませましょう。
- 使用するお湯は一度沸騰させ、適温に冷ましたものを使いましょう。
- やけどをしないよう注意しましょう。
- 粉ミルクを溶かすお湯はいったん沸騰させ、70℃以上に冷ましたものを使用しましょう。
- 粉ミルクが残らないように十分に混ぜましょう。
- ミルクの温度を下げるときに水を足したりせずに、哺乳びんを冷水や氷水に浸したり、流水で適温に調節しましょう。
- ミルクの温度を確かめるために乳首から直接ミルクを飲むことはやめましょう。
- 飲み残しのミルクは処分しましょう。
- 作りおきはやめましょう。
- 粉ミルクは開缶後1ヶ月以内で使用しましょう。
- 粉ミルクは、高温多湿、直射日光、冷蔵冷凍保管は避けましょう。
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