乳首を選ぶポイント
乳首を選ぶときには、素材、穴の形、穴のサイズなどを考えて選んでください。また、各メーカーで特徴のある乳首も発売されています。
空気穴のあるものとないものがありますが、吸い穴と同じようにキャップの閉め具合でミルクの流量を調整することができます。
乳首のサイズは、哺乳時間が10から20分を目安に選んでください。
乳首の素材
乳首の素材には、天然ゴム、イソプレンゴム、シリコンゴムなどがあります。
天然ゴム
黄色く、適度に弾力性があり、ママの乳首に近い感触があります。
傷つきにくいのですが熱に弱く、耐久性がやや落ちます。
少しゴムのにおいがするため、赤ちゃんによっては天然ゴムの乳首を嫌う子もいます。
イソプレンゴム
天然ゴム製よりも透明感がある黄色で、かすかにゴムのにおいがします。
弾力性があり、やわらかい素材なので、ママの乳首に近い感触があります。
熱にはそれほど強くありません。
シリコンゴム
無味・無色透明で清潔感があります。
無味無臭ですが、天然ゴム製よりややかたく、滑りやすいため嫌がる赤ちゃんもいます。
熱には強いのですが、傷つきやすいので注意が必要です。
乳首の穴の形
乳首の穴の形にはいくつかの種類があります。
丸穴
一般的な形です。S・M・Lなどの穴のサイズがあります。赤ちゃんの飲み方によってサイズをかえていきます。生まれたばかりのころはSサイズを使い成長とともにサイズをアップしていきます。
クロスカット
赤ちゃんが乳首をくわえ、吸う力に応じてミルクの出方をコントロールするので、赤ちゃんの成長に合わせて穴のサイズをかえていく必要はありません。
乳首の位置によって出方が変化したりすることがあり、むせたりすることがあります。
むせるたりする場合は生後2ヶ月以降からの使用をおすすめします。
スリーカット(Yカット)
吸う力によってミルクの量を調節できます。
生後2~3ヶ月経って自分でミルクの流量をコントロールできるようになった赤ちゃんにおすすめです。スリーカットは、角度による出方のムラが比較的少ないといわれます。
乳首の穴のサイズ
乳首の穴のサイズは、SS・S・M・Lなどがあり、赤ちゃんの成長に合わせて変更する必要があります。