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助産師からママと赤ちゃんへ産後・産褥用語辞典『し』 | 産後・産褥用語辞典

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産後・産褥を理解するための基礎知識として産後・産褥用語辞典『し』の項目。
産後・産褥に関する医学用語、専門用語、略語である、弛緩出血、子宮復古不全、初乳、静脈瘤など『し』で始まる用語や略語を検索。

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産後・産褥用語辞典『し』

『し』で始まる出産後・産褥に関する医学用語、専門用語、略語

弛緩出血(しかんしゅっけつ)

分娩第3期あるいは胎盤娩出直後に子宮筋の収縮不全より、止血機序が障害されて起こる異常出血をいいます。原因としては、多胎、羊水過多、巨大児などによる子宮壁の過伸展、微弱陣痛、急速分娩、遷延分娩などによる子宮筋の疲労、虚弱体質、心疾患、貧血など全身性の原因、そのほかに頻産婦、膀胱や直腸の充満、子宮奇形、筋腫などがあります。

子宮収縮剤(しきゅうしゅうしゅくざい)

薬剤により子宮収縮を促し、陣痛をつけ分娩を開始、促進させるものです。副作用として薬剤により過強陣痛、胎児切迫仮死があらわれることがあるため慎重に選択する必要があります。

子宮破裂(しきゅうはれつ)

分娩時、まれに妊娠後期におこる子宮壁の裂傷を総称して子宮破裂といいます。
原因としては、既往帝王切開、子宮筋腫摘出術の既往、不適切な陣痛促進剤の使用、自然破裂などがあります。

子宮復古不全(しきゅうふっこふぜん)

妊娠中に肥大した子宮筋細胞は、産褥期を通じてもとの大きさに戻るが、この回復過程が遅れた状態をいいます。原因としては子宮内の胎盤片や卵膜片などの遺残によることがおおい。
症状としては、正常産褥日数に比して、子宮が大きく柔軟に触知され、子宮底が高く、子宮頚管の閉鎖も遅延する。血性悪露が長く続き、量も減少しにくい。

出生届

戸籍法第49条により、出生の届出は、出生後14日以内(国外で出生があつたときは、3ヶ月以内)に市町村(区)長に届けなればならない。

出生証明書

出生届と出生証明書は一枚の用紙になっています。母子健康手帳に出産の状態を記入してもらい、一緒に届けます。出生届が受理されると、母子健康手帳1ページの出生届出済証明の欄に証明がされます。

死産届

死産の届出に関する規定第4条より、死産の届出は死産後7日以内に、医師または助産師の死産証書または死胎検案書を添えて、届出人の所在地または死産があった場所の市町村(区)長に届け出なければなりません。

出生育児一時金

戸籍法第第101条に、被保険者が出産したときは、出産育児一時金として、政令で定める金額を支給するとされています。

出生手当金

戸籍法第第102条により、被保険者が出産したときは、出産の日(出産の日が出産の予定日後であるときは、出産の予定日)以前42日(多胎妊娠の場合においては、98日)から出産の日後56日までの間において労務に服さなかった期間、出産手当金として、1日につき、標準報酬日額の3分の2に相当する金額(その金額に、50銭未満の端数があるときはこれを切り捨てるものとし、50銭以上1円未満の端数があるときはこれを1円に切り上げるものとする。

出生祝い金

一部の市区町村で行っている制度ですが、出産の時に子供の誕生を祝福し、子供の健やかな成長を願うと言う意味で、養育している方に支給すると言う制度です。
また、企業によって、出産祝金制度が設けられている場合もあるようです。

小乳頭(しょうにゅうとう)

乳頭が小さく、乳頭の直径が5㎜以下のものを一般的にさします。

褥婦(じょくふ)

分娩が終了し、妊娠・分娩に伴う母体の生理的変化が非妊時の状態に回復するまでの期間を産褥期といい、その期間は6~8週間です。その期間にある婦人を褥婦といいます。

初乳(しょにゅう)

産褥2~3日の間における黄色あるいは半透明の乳汁をいい、それ以降の乳汁に比べてたんぱく質を多く含んでいます。とくにラクトアルブミン、ラクトグロブリンがおお含んでいます。また、ナトリウム、カリウムが多く、カルシウムはやや少ない。そのほかに初乳中には免疫グロブリンが多く含まれ、なかでもIgAが80%を占めていて、IgM、IgGも少量含んでいます。

静脈瘤(じょうみゃくりゅう)

足の表面になる表在静脈が拡張し、蛇行屈曲して浮き出た状態のことで、静脈弁の機能不全による一次性静脈瘤と、生まれつき静脈が拡張している二次性静脈瘤に分けられます。
多くは、一次性で、長時間の立ち仕事の多い女性に多く現れ、足を高く上げておくことで改善します。
産婦の場合、妊娠によって大きくなった子宮による下静脈系の静脈圧亢進や黄体ホルモンの増加によって静脈血管壁の弛緩によって起こります。

新生児聴覚検査(しんせいじちょうかくけんさ)

聴覚異常の早期発見を図るために2000年度より医療機関に委託してモデル事業が開始、試行的事業として実施されています。

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