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助産師からママと赤ちゃんへ妊娠用語辞典・『S』:妊娠用語辞典

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妊娠を理解するための基礎知識として妊娠用語辞典『S』の項目。
妊婦健診で使われる専門用語、医学用語、略語を中心に妊娠に関する用語、SHS(仰臥位低血圧症候群)、SMC(母乳自己管理)など『S』で始まる妊娠に関する専門用語、医学用語、略語を検索。

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妊娠用語辞典・『S』

『S』で始まる専門用語、医学用語

SA(spontaneous abortion)【自然流産】

妊娠したにもかかわらず、妊娠の早い時期に赤ちゃんが死んでしまうことを流産と言います。定義としては、22週(赤ちゃんがお母さんのお腹の外では生きていけない週数)より前に妊娠が終わることをすべて「流産」といいます。妊娠12週未満の早い時期での流産が多く、流産全体の約80%を占めます。
流産には様々な分類があり、原因による分類として、
人工流産:いわゆる「人工妊娠中絶」のこと。母体保護の目的で母体保護法指定医によって行われる手術です。
自然流産:上記以外の、自然に起きる流産のことすべてを言います。手術の有無は関係ありません。

SHS(Supine Hypotensive Syndrome)【仰臥位低血圧症候群】

妊娠中期以降、仰臥位をとると、増大してきた子宮が腹部大動脈や下大静脈を圧迫し、心臓への静脈還流量を減少させ、心拍出量の減少と血圧の急激な低下を起こすことがあります。
悪心、あくび、発汗、息切れ、顔面蒼白などの症状を起こし、時にはショック状態に陥ることもあります
下大静脈は腰椎の右側にあるため、左側臥位または子宮体部を左側に押すことにより血圧がもとにもどります。

SLE(Systemic Lupus Erythematosus)【全身性エリテマトーデス】

全身性エリテマトーデスは、英語の病名は「Systemic Lupus Erythematosus」で、その頭文字をとってSLEと呼ばれます。
「Systemic」とは全身性という意味で、炎症が全身の色々な臓器に起こる特徴を指しています。また「Lupus」とはラテン語で「狼」を意味し、SLEの特徴的な症状の一つである、蝶の形をした頬の発疹が、あたかも狼が噛んだあとに似ていることに由来するとされています。
SLEは慢性の経過をたどる炎症性の病気で、原因はまだ解明されていませんが、免疫のバランスが崩れることが病気を起こす原因とされています。
SLEは若い女性に多く発症し、男女比は1対9前後とされています。
発症年齢は20~40歳が最も多く、特に20歳代が全体の40%を占め、10歳代と30歳代がこれに次いで多く25%前後とされています。

SMC(self mamma control)【母乳自己管理】

諏訪マタニティ・クリニックの根津八紘医師が開発した、おっぱいの自己管理法です。

STD(Sexually Transmitted Disease)【性(行為)感染症】

英語では、「sexually」性行為、「transmitted」感染する、「disease」病気といい、この英語の頭文字をとってSTDといい、性行為にともなって、人から人へと感染する病気を性感染症といいます。
代表的なものに、梅毒、淋病、クラミジア、性器ヘルペス、カンジダ膣炎、尖圭コンジローマ、HIVなどがあります。

SWR(Serum Wasserman Reaction)【血清ワッセルマン反応 】

1906年にワッセルマンとナイセルが発見した梅毒の血清診断法。病原体トレポネマの代用の抗原と血清との補体結合反応を利用するもので、溶血が起これば陰性と判定されます。

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