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助産師からママと赤ちゃんへ妊娠用語辞典・『I』:妊娠用語辞典

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妊娠を理解するための基礎知識として妊娠用語辞典『I』の項目。
妊婦健診で使われる専門用語、医学用語、略語を中心に妊娠に関する用語、IUGR(子宮内胎児発育遅延)、IVF(体外受精)など『I』で始まる妊娠に関する専門用語、医学用語、略語を検索。

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妊娠用語辞典・『I』

『I』で始まる専門用語、医学用語

ICSI(Intracytoplasmic Sperm Injection)【顕微受精】

ICSIは、顕微鏡を使い、卵1個の卵子の中に1匹だけ精子を入れて受精させます。
受精を体外で行うので顕微受精も体外受精の一部といえますが採取した卵と精子の受精を人為的に行う体外受精(IVF)よりも顕微受精は一歩踏み込んだ不妊治療です。

IUD(Intrauterine Device)【子宮内(避妊)器具】

IUDは、精子の運動の阻害、精子と卵子の受精の阻害、受精卵の着床阻害の作用により避妊を期待するもの。
月経が終わってから2~3日後に産婦人科で医師により挿入してもらいます。麻酔の必要がなく、出血もほとんどなく、痛みもありません。費用は、銅付加型IUDが4~5万円程度です。
精子の運動をより弱める銅を付加したタイプが多く使用され避妊効果も向上し、妊娠率は0.55%程度です。
種類にもよるが、1週間後に、IUDの位置を確認し、挿入後初めての生理終了後に、もう一度IUDの位置を確認します。
以後は、およそ3ヶ月後、6ヶ月後、1年後、2年後に定期的に診察を受け、IUDの位置の確認が必要で、順調な場合でも、2~5年に一度は、IUDを新品に交換することが、望ましいとされています。

IUGR(Intrauterine Growth Retardation)【子宮内胎児発育遅延】

何らかの原因によって胎児の発育が阻害されて遅延や停止が生じ、在胎週数に相当しない発育である場合を言います。
子宮内胎児発遅延で誕生した赤ちゃんのことを子宮内発育遅延児と呼びます。

IUFD(Intrauterine Fetal Death)【子宮内胎児死亡】

妊娠時期を問わず、子宮内で胎児生存が確認されたあと、胎児心拍動、運動などの生命現象が全く消失し死亡した状態をいいます。。
妊娠10ヶ月に最も多く、ついで妊娠5~6か月に多い。

IUS(Intrauterine Contraceptive System)【黄体ホルモン付加避妊器具】

子宮の中に持続的に放出する子宮内避妊システムです。OC(低用量経口避妊薬)の高い避妊効果と、IUD(子宮内避妊用具)の長期の避妊が可能であるという特徴を持っています。
現在では世界112ヵ国で認可され使用しています。
IUD装着後、黄体ホルモンが少しずつ5年間放出され続けるタイプ(IUS)が使用され、子宮内膜の増殖が抑えられ、受精卵の着床は、ほぼ完璧に阻害されます。失敗率は0.14%まで下がります。さらに、子宮筋腫や子宮内膜症などの病気の症状を改善する効果も得られます。
IUD同様に、産婦人科で医師により装着し、費用はは8~15万円(施設によって違いがあります。)

IVF(In Vitro Fertilization)【体外受精】

IVFは、卵巣から直接卵子を採卵し、体の外で精子と卵子を受精させて、受精卵を子宮内に戻す(胚移植)方法です。
日本産婦人科学会によれば、体外受精・胚移植の対象となる疾患は、卵管性不妊症,乏精子症,免疫性不妊症,原因不明不妊症などとなっています。これ以外の医療行為によっては妊娠成立の見込みがないと判断されるもの」が対象です。

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