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助産師からママと赤ちゃんへ妊娠用語辞典・『ふ』:妊娠用語辞典

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妊娠を理解するための基礎知識として妊娠用語辞典『ふ』の項目。
分娩予定日、不育症、浮腫、風疹など妊娠期、妊婦健診で使われる専門用語、医学用語を中心に妊娠に関する用語『ふ』で始まる妊娠に関する専門用語、医学用語を検索。

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妊娠用語辞典・『ふ』

『ふ』で始まる専門用語、医学用語

不育症(ふいくしょう)

不育症とは、妊娠はするものの継続せず、流産あるいは死産を繰り返すことをいいます。
3回以上流産を繰り返す場合「習慣性流産」と定義されますが、2回以上の流産を繰り返す場合を広い意味で不育症と呼び、原因を調べることが薦められます。
不育症の一般的な原因には、①感染症(クラミジア感染症、梅毒など)、②子宮形態異常、③染色体異常、④内分泌的異常・代謝性疾患、⑤免疫異常などがあります。

風疹(ふうしん)

3日はしかともいわれ、ウイルス感染後2~3週間の潜伏期を経て発熱、発疹、耳介後部リンパ節腫脹の主要症状が現れるが、数日で軽快する予後良好の感染症です。
しかし、妊婦さんが罹るとウイルスは胎盤を経て胎児に達し、白内障、心奇形、難聴を3主徴とする先天性風疹症候群(CRS)をもつ児が生まれる可能性があります。
これまでに風疹に罹ったことがない、風疹生ワクチン未接種の場合で、妊娠を考えている場合は予防接種を受け、摂取後は約2ヶ月間の避妊が必要となります。

腹圧性尿失禁(ふくあつせいにょうしっきん)

咳やくしゃみ、体動など腹圧がかかる場合に尿が漏れ出てしまうことをいいます。

腹帯(ふくたい)

妊娠5ヶ月の戌の日に腹帯(妊婦帯)を巻く「帯祝い」の儀式があり、安産を祈願します。
これは、犬(戌)は多産でありながら分娩が軽く、昔かあら安産の守り神として愛されてきたこと、また狛犬のように悪魔を払い、赤ちゃんを守るという意味から戌の日に帯び祝いを行うのが良いとされるようになったと言われています。
腹帯の機能としては、腹部を支える、腹部を外の衝撃から保護する、腹部の冷えを防ぐ、妊婦さんの意識を高める、無事な出産への祈りなどがありますが、特別な医学的な効用はありません。
さまざまな腹帯がありますからそれぞれの生活スタイル、好み、目的にあったものを選らぶと良いでしょう。苦しかったり、暑いようであれば無理に使用する必要はありません。

浮腫(ふしゅ)

腫とは、体に水分がたまってむくみがでる状態をいいます。
妊娠すると循環血液量が増加し、子宮の増大・圧迫により骨盤内の静脈の血行が障害され下肢にむくみが出やすくなります。はありませんから状況に合わせて使用しましょう。

不正出血(ふせいしゅっけつ)

不正出血とは、生理以外の日に性器からの出血があることです。

不全流産(ふぜんりゅうざん)

流産の際に、胎児およびその付属物が完全には排出されず、一部が子宮内に残っている状態。子宮からの出血が持続することがありますので受診の必要があります。

不妊症(ふにんしょう)

赤ちゃんを希望し、避妊してないにもかかわらず、2年間妊娠しない場合を不妊症といいます。今までに一度も妊娠したことがない場合を原発性不妊症、分娩あるいは流産後い妊娠しないものを続発性不妊症といいます。
不妊症の原因には、大きく分けて男性因子と女性因子があり、その割合は50%ずつといわれています。
不妊症は原因がはっきりしないことも多いのですが、男性の原因としては、精子の数の異常、精子の運動率の異常、勃起・射精障害などがあります。
女性の原因としては、排卵の異常、卵管の異常、子宮・子宮内膜の異常があります。
不妊症の治療は、一般不妊治療と生殖補助医療があります。
一般不妊治療は不妊の原因を調べ、原因疾患があれば治療をおこないます。
特に原因疾患などがない場合は、排卵のタイミングを調べそれにあわせ性交渉を行うよう指導するタイミング療法がおこなわれ、受精の機会をあげるために排卵誘発剤を使用する場合があります。
一般不妊治療を1~2年行っても妊娠に至らない場合、生殖補助医療がおこなわれます。
生殖補助医療で主なものは、人工授精、体外受精、胚移植、顕微受精などがあります。

部分前置胎盤(ぶぶんぜんちたいばん)【一部前置胎盤】

胎盤の一部または大部分が子宮下部に付着し、内子宮口を覆うものを前置胎盤といい、胎盤が内子宮口の一部分を覆うものを部分前置胎盤といいます。

プロゲステロン(黄体ホルモン)

プロゲステロンとは黄体期に分泌される女性ホルモンで、妊娠前には高温期を維持し、子宮内膜を肥厚させて受精卵が着床しやすい状態にします。
妊娠後には、排卵の抑制、乳汁分泌の準備、妊娠中の乳汁分泌の抑制、妊娠の維持などの働きがあるステロイドホルモンです。

プロラクチン

乳腺発育促進作用および乳腺における乳汁分泌促進作用があります。

分娩予定日(ぶんべんよていび)

統計学的に最終月経開始日より妊娠期間は280±15日で、分娩予定日は満280日(40週0日)とする。

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