自然分娩

自然分娩は最もポピュラーな分娩方法です。
しかし、自然という言葉の解釈が人によってさまざまで非常に曖昧な表現としてとらえられるため問題になることもあります。
基本的には大きく2つに分けることができるようです。

あくまで自然に

陣痛促進剤や会陰切開などの医学的な行為は加えず、あくまで自然に出産の機が熟すのを待つ分娩を目指すもので、主に助産院で行われている方法です。
しかし、緊急事態では医療処置が行われますが、本人や家族の同意が確認されます。

最小限の医療処置だけ

ママと赤ちゃんの安全のために必要な最小限の医療処置は可能とするももの。
分娩監視装置（胎児の心拍と陣痛の状態をモニタリングする装置）、会陰切開などの他、医師の判断で陣痛促進剤の使用など分娩の進行を助ける医療行為をもって経膣分娩を行う方法で、多くの病院で行われていますが、それぞれの医師によって分娩の進行を助ける医療行為の解釈と判断にかなりの差がみられます。
その病産院の医師、助産婦の考え方や方針をよく聞き、バースプランを立てて納得できるお産にしましょう。