妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
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妊娠・出産・新生児用語・『そ』

『そ』で始まる妊娠・出産・新生児に関する医学用語、専門用語、略語を解説。

添い寝

赤ちゃんが寝入るときに、パパやママが横になってそばについていてあげることを添い寝といいます。赤ちゃんもママもぐっすり眠れ、親子のスキンシップ、コミュニケーションの手段の一つでもあり、おっぱいの分泌もよくなると言われています。
ただし、ソファーや椅子・リクライニングやウオーターベット等の転落やマットが柔らかすぎたりフレームに挟まるなどの、窒息の危険がありますから注意が必要です。

早期新生児期

日齢7日未満、胎外生活への生理的適応時期で、日本においては病院や施設内で看護を受けている時期をいいます。

早期破水

分娩が開始してから子宮口が全開大するまでの時期の破水をいいます。原因としては、卵膜が脆い、狭骨盤、骨盤位、横位、過大児頭、反屈位、双胎、羊水過多などがあります。

早期流産

流産とは、胎児が体外で生存できない時期である妊娠22未満の妊娠中絶をいい、その中でも妊娠12週未満の流産を早期流産といいます。

早産児

在胎週数22週~37週未満で生まれた赤ちゃんをいいます。

早産

分娩の時期による分類において、妊娠22週以降妊娠37週未満の分娩のことをいいます。早産で出生した児を早産児といい、適切な保育により子宮外生活の可能性が高いといえます。

双胎妊娠

2つの胎児が子宮内に存在する状態で、多胎妊娠の中で最も多く、膜性診断により一絨毛膜双胎と二絨毛膜双胎に分けられ、卵性診断によって一卵性双胎と二卵性双胎に分けることができます。
1つの卵細胞が1つの精子と受精した後に2個の胎芽に分割し、それぞれが1個体として発育するものを一卵性双胎といい、同時に2つの卵細胞が排卵され、別々に受精・着床し、発育したものを二卵性双胎といいます。

早発型妊娠高血圧症候群

妊娠高血圧症候群発症時期により早発型と遅発型に分類することとしました。
早発型妊娠高血圧症候群は、妊娠20週以降妊娠32週未満発症のものをいい、高血圧を主体とし、重症化しやすく、子宮内発育遅延や胎児仮死の発症率は高率であるため厳重な胎児管理が必要とされています。
発症から重症化までは約4週間、重症化から分娩までは約2週間とされています。
死産、常位胎盤早期剥離も多く帝王切開率も高い。

足底把握反射

原始反射の一つで、足の指の付け根を圧迫すると、足の指全体が屈曲する反射行動で生後9~10か月頃消失します。

卒乳

おっぱいやミルクとサヨナラすることを断乳、あるいは卒乳といいます。
断乳とは、お母さん側からの理由や都合で、無理矢理におっぱいを終わりにする方法で、ママの仕事復帰や病気やおっぱいの分泌減少や乳頭のトラブルなどのほか、赤ちゃんの病気や体重増加が少ない、歯が生えておっぱいがいたいなどがあるようです。
卒乳は、自然卒乳と言われるように、赤ちゃんが自ら母乳を止める時を決めます。
以前は、1歳までにおっぱいやミルクを卒業するよう母子手帳などにも記載されていましたが、さまざまな問題がからおっぱいやミルクの卒業は無理せずゆっくりめでもいいのではという考えが主流。

ソフロロジー式分娩法(そふろろじーしきぶんべんほう)

1960年アルフォソン・カイゼン博士によって創案された「精神の安定・調和を得るための方法」を分娩に取り入れた方法。
ソフロロジーでは、漸進的弛緩法や自律訓練法、ヨガなどをベースにしています。
陣痛を出産に必要なエネルギーであると考え、前向きに捉えるようイメージ作りを行います。また、ゆっくりとした複式の呼吸法と関連づけて筋肉のリラクゼーションを行うこおで、精神と肉体の訓練となり、実際の分娩の場でも役に立てることができます。

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