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予防接種・おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)

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◆予防する病気

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)は、ムンプスウイルスに感染することで発症します。
ムンプスウイルスは、くしゃみや咳などでウイルスが飛び散る飛沫感染(空気感染)、接触感染でうつるため、保育園、幼稚園、小学校などで流行する傾向があります。
潜伏期間は、約2〜3週間です。
症状は、感染力が比較的弱いため、感染しても症状がでない場合もあります。これを不顕性感染とよび、感染者の約2〜3割にみられます。とくに1歳以下の乳児では、不顕性感染が多いといわれています。
おたふくかぜの症状の特徴は、名前が示すように耳下腺部(耳の下、頬の後ろ側、あごの下)の腫れで、「おたふく」のお面のようになるので、おたふくかぜといわれます。
一般的には片側からはじまり、1〜2日間で両側が腫れてきますが、なかには片側しか腫れない場合もあります。
最初の1〜3日間は、腫れている耳下腺部が痛み、腫れがひどいと食べ物をかめない、飲み込めないなどの強い症状があらわれます。
耳下腺部の腫れは1週間〜10日間でおさまります。
また多くの場合、発熱もみられ、発熱による頭痛、腹痛などがあらわれる場合もあります。
感染する年齢は、3〜10歳の小児にもっとも多くみられます。

合併症として、髄膜炎、脳炎、精巣炎、精巣上体炎、卵巣炎、膵炎、難聴、腎炎、心筋炎、甲状腺炎などがあります。

*おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)に関しては、子どもの病気・おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)をご参照ください。

◆予防接種を受ける時期
満1歳から受けられます。

*詳しくは、各保健センターや予防接種施行医療機関にお尋ねください。

◆接種方法と注意
弱毒生ワクチンを注射します。
おたふくかぜのワクチンの予防効果は、約90%程度と考えられています。

◆ワクチンの副反応
接種後2〜3週間たった頃、発熱、耳下腺のはれ、嘔吐、せき、鼻汁などを認めることがあります。
しかし、一般にこれらの症状は自然感染の時に比べ軽く、かつ一過性で、通常、数日中に消失します。
一番、問題となるのはワクチン接種後の髄膜炎です。ただし、0.1%以下と言われており、自然にかかった場合の3〜10%よりは低い率です、また後遺症を残すことは、ほとんどないと言われています。
そのほか、まれに急性の紫斑、鼻出血、難聴のほか、特に思春期以降の男性に精巣炎(睾丸の腫大)が、接種後か3週間頃にあらわれたとの報告があります。

*より安心して予防接種を受けるためには、かかりつけの小児科医、県内保健所、市町村予防接種担当窓口で詳しい説明を受けてください。
*予防接種の施行方法がめまぐるしく改正されています。麻疹・風疹の定期予防接種に限らず、予防接種全般についても分からないことは、各保健センターや予防接種施行医療機関で情報を得るようにしてください。