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予防接種・日本脳炎

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◆予防する病気

主にコガタアカイエカによって媒介され、日本脳炎ウイルスによっておこるウイルス感染症で、ヒトに重篤な急性脳炎をおこします。
世界的には年間3〜4万人の日本脳炎患者の報告がありますが、日本はワクチンの定期接種によりすでに流行が阻止されています。
潜伏期は、6〜16日。
典型的な症状は、数日間の高い発熱(38 〜40 ℃あるいはそれ以上)、頭痛、悪心、嘔吐、眩暈などで発病します。
小児では腹痛、下痢を伴うことも多く、これらに引き続き急激に、項部硬直、光線過敏、種々の段階の意識障害とともに、神経系障害を示唆する症状、すなわち筋強直、脳神経症状、不随意運動、振戦、麻痺、病的反射などが現れます。感覚障害は稀であり、麻痺は上肢で起こることが多く、脊髄障害や球麻痺症状も報告されています。
痙攣は小児では多いが、成人では10%以下です。

◆予防接種を受ける時期
1期(3回)初回接種(2回):生後6か月以上90か月未満(標準として3歳)
       追加接種(1回):初回接種後おおむね1年後(標準として4歳)

*詳しくは、各保健センターや予防接種施行医療機関にお尋ねください。

◆接種方法と注意
不活化ワクチンを注射します。

【ワクチンの副反応】
まれに接種後直後から翌日に、発疹(ほっしん)、じんましん、そう痒(かゆみ)等の過敏症がみられることがあります。 また、全身症状としては、発熱、悪寒(さむけ)、頭痛、倦怠感(けんたいかん)、はきけなど、接種部位の局所症状としては、発赤、腫れ、痛みなどが認められることがありますが、通常は2〜3日中に消失します。

*平成17年5月26日に現行の日本脳炎ワクチンと重症のADEM(急性散在性脳脊髄炎)との因果関係が厚生労働大臣に認められたことから、平成17年5月30日付けで、現行の日本脳炎ワクチン接種を差し控えるようにと国からの勧告がありました。
日本脳炎ワクチン接種の積極的勧奨の差し控えについて
主旨は、次のとおりです。
1.現在接種している日本脳炎ワクチンと、重症の副反応との因果関係があると判断されました。
2.市町村は、現行の日本脳炎ワクチン接種を積極的に勧めない(勧奨しない)ことになりました。
3.日本脳炎ワクチン接種を希望する場合は、予防接種の効果と副反応をよく理解し同意書を書いたうえで接種を行うことになりました。
4.副反応が少ないと期待される日本脳炎ワクチンが現在開発中であり、その供給が可能になったときに、接種勧奨が再開できると思われます。

日本脳炎ワクチン接種の積極的勧奨差し控えQ&A

*より安心して予防接種を受けるためには、かかりつけの小児科医、県内保健所、市町村予防接種担当窓口で詳しい説明を受けてください。
*予防接種の施行方法がめまぐるしく改正されています。麻疹・風疹の定期予防接種に限らず、予防接種全般についても分からないことは、各保健センターや予防接種施行医療機関で情報を得るようにしてください。