妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
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予防接種とは

私たちのまわりには、さまざまなウイルスや細菌が存在し、それらが体の中に入り感染するといろいろな症状が現れます。
しかし、ウイルスや細菌に感染すると、それぞれのウイルスや細菌に対して抗体がつくられます。
この抗体が十分につくられると、次に同じウイルスや細菌が体の中に侵入して来ても発症を防ぐことができ、この体の防御システムを免疫といいます。
予防接種とは、この防御システムである免疫の力を利用し、感染防止・発症時の症状の軽減をはかることができます。
すなわち、予防接種はその感染症の免疫をもたない人に対し、あらかじめその感染症に対する免疫をつくることである『ワクチン』を接種し、体の中に抗体をつくり免疫力をつけることです。
生まれてしばらくは、ママのお腹の中でママからもらった免疫や母乳の免疫効果によって守られているのですが、生後半年を過ぎる頃からそれらの免疫が切れ始め、感染の危険にさらされることになります。
また、ママ自身が感染したことのないウイルスや細菌に対しては赤ちゃんもそれらに関しては免疫がありません。
予防接種の時期は母体からの移行抗体の減衰や感染症の発生状況、感染症の重症度などを考慮し、接種時期や接種回数が決められています。

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