妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
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フォローアップミルク

フォローアップミルクは何ヶ月から飲ませたらいいですか?
このような相談が寄せられます。
フォローアップミルクは、必ずしも飲ませなければならないというものではなく、飲ませる時期もメーカによっても違いがあります。

フォローアップミルクとは

母乳やミルクが唯一の栄養だった赤ちゃんも成長するとともに食べ物を口にすることができるようになってきます。
離乳食は自分で食べる練習の時期にあたります。
離乳食だけでは必要な栄養素を摂ることが難しい場合があります。
また、母乳やミルクから牛乳へ移行するのですが月齢のひくい赤ちゃんでは、消化機能が未熟なため負担が大きく適しません。
そこで離乳食で不足する栄養成分を補い、牛乳の欠点を補うための栄養補助ための食品がフォローアップミルクです。
WHOではフォローアップミルクを「離乳期の乳児の食物の液状の部分として使用するための食品」と定義しています。

フォローアップミルクについての考え方

厚生労働省離乳の基本では1歳までの牛乳を勧めておらず、適宜、牛乳の変わりとして利用することが望ましいとしています。
フォローアップミルクの特長は、牛乳に不足な鉄分・ビタミン・そしてミネラルや良質のたん白質を多く含み、肥満を避けるために脂肪は少なく作られています。
フォローアップミルクは、母乳や育児用ミルクに比べ、たん白質が多く含まれていますので、6ヶ月頃の赤ちゃんではお腹に負担をかけたり、離乳食を遅らせてしまいます。
また銅や亜鉛などの微量栄養素もはいっていませんので、早くから赤ちゃんに与えることは好ましくありません。
離乳食が1日3回になったころ、離乳食で足りない分を飲ませるというのが基本です。
離乳食がスムーズにいかない、あまり食べられないなどのトラブルがある場合には、栄養を補うためフォローアップミルクの使用をおすすめします。

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