妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
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赤ちゃんの栄養法の種類

赤ちゃんの栄養法には母乳栄養、混合栄養、人工栄養があります。

母乳栄養

母乳栄養とは、ママの母乳で赤ちゃん育てることをいいます。
”完全母乳(完母)”という言葉を耳にしたことがあると思います。文字からするとミルクを一度も飲ませず母乳だけで育てることのように感じます。
世界保健機関(WHO)やユニセフが母乳育児推奨し、日本の厚生労働省も母乳育児を推奨するようになり多くの産婦人科が母乳栄養に対して積極的に取り組むようになりました。
出産後から始まる授乳、赤ちゃんは生まれてすぐから上手におっぱいを吸うことができませんし、ママの乳汁の分泌量も少なく十分ではありません。
完全母乳になるまでにはしばらく時間がかかります。その時間も個人差があります。その間に赤ちゃんが栄養不足に陥ってしまたり、ママがストレスを強く感じるまで母乳にこだわることなく「できるだけ母乳で」という考えでとられて良いと思います。
助産師や保健師などのサポートを受けたり、相談してみましょう。

混合栄養

混合栄養とは、母乳とミルクを上手に使って赤ちゃんを育てることをいいます。
混合栄養の場合に注意しないといけないことはミルクの飲ませ過ぎによって母乳を飲まなくなってしまうことです。
まず、母乳を飲ませ、ミルクを足すという方法が一般的で、ミルクを足す量を考える参考になるのが授乳の間隔です。授乳間隔が3時間以上あいてしまうようであれば少しミルクを減らし、1時間で泣くようであれば増やしてみましょう。混合栄養は赤ちゃんの様子を見ながらすすめていきましょう。

人工栄養

人工栄養とは、育児用ミルクで赤ちゃんを育てることをいいます。
市販されているミルクはその組成を母乳に近いものにしています。
厚生労働省による母乳育児に関する調査では、妊娠中の考えは、妊娠中に「ぜひ母乳で育てたいと思った」と回答した者の割合は43.0%、「母乳が出れば母乳で育てたいと思った」と回答した者 の割合は50.4%であり、合計すると母乳で育てたいと思った者の割合は9割を超えていました。
しかし、ママや赤ちゃんの病気、仕事や家庭の事情から人工栄養となったママも少なくなく、負い目や罪悪感を感じているママもいます。
母乳は確かに赤ちゃんにとって最適な栄養ではありますが、赤ちゃんにとってママの笑顔が一番です。
赤ちゃんを抱っこし、微笑みながらの授乳が一番です。

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