妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
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授乳の意義

赤ちゃんがママに抱かれて母乳やミルクを飲んでいるとき、赤ちゃんとママはとっても優しい表情で幸せに包まれていています。
赤ちゃんにとっての授乳は、身体に栄養を与えるだけでなく、心の栄養を与える大切な時間でもあります。
ママにとっても母親となれたことの喜びを感じ、母としての優しさや強さを育む大切な時間となります。このように素敵な時間、母乳やミルクを飲ませる時期はとって短いですからゆっくり楽しんで欲しいと思います。

母乳神話の弊害

ママにとってかけがえのない赤ちゃん。
できたら母乳で育てたいと思うことは自然な気持です。
赤ちゃんが生まれたら母乳は出るもの、赤ちゃんは飲んでくれるもの、そう思っていたのにうまくいかないと悩む方も少なくありません。
また、母乳第一主義、母乳神話の今、”母乳で育てたい”という思いが”母乳で育てなければいけない”という思いとなり、それがストレスとなっていることがあります。
確かに母乳は妊娠するとすぐに準備が始まり、分娩が終わると分泌するようスイッチが入り、赤ちゃんが吸うことで乳汁の産生・分泌のシステムは徐々に整っていきます。
しかし、なかには母乳が出ない人、母乳の出が悪く十分ではない人、出ても飲ませられないという人もいます。
母乳神話の中において、ミルクで育てていることでまわりの人からの心ない言葉で傷つき、社会的圧迫を受け、母親失格と自分自身を追い込んでしまう方もいらっしゃいます。
母乳の代わりとしてミルクがありますが、赤ちゃんのママはあなただけです。

授乳の意義

優しいママの微笑み、温かいぬくもり、優しい匂い包まれながらミルクを飲む時間は赤ちゃんとママの絆を深め、心を育む時間となります。
何を飲ませるかということではなく、どのように飲ませるかということが大切です。
母乳であってもミルクであっても、何より大切なことは、ママと赤ちゃんが優しく見つめ合い、お話をしながらゆっくり『絆』を育むことです。
それが赤ちゃんの心を育てます。それがママを育てます。

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