妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
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赤ちゃんの耳の手入れ

赤ちゃんの耳の構造は大人とさほど変わりはありませんが、大人と比べると耳と鼻の位置が水平に近いため、耳管の角度が浅く、耳の管が太く短く、鼻との距離も近いため、ウイルスや細菌が侵入しやすい構造になっています。
お風呂あがりなどにケアを行いましょう。

耳の手入れの基本

赤ちゃんは新陳代謝がよいので意外と汚れているのですが、毎日おこなう必要はありません。基本的に耳の掃除は耳の入り口に出てきたあかを拭き取る程度で十分です。

沐浴・お風呂のときの耳の手入れの基本

お顔を拭いたあと、ガーゼを人差し指に巻き、お湯でしぼってから耳のひだの部分、耳の裏側をしっかりと拭いてあげましょう。

沐浴・お風呂あがりの手入れ

沐浴やお風呂がりには、耳のまわりと入り口をガーゼやタオルで水分をやさしくふき取ってあげましょう。
耳のひだの部分は、綿棒をひだに沿わせながら、やさしく水分をふき取ってあげましょう。
沐浴やお風呂で、赤ちゃんの耳にお湯が入ってしまっても無理に綿棒などでとる必要はなく、自然に出てしまいますから心配の必要はありません。
赤ちゃんの耳の皮膚はとてもデリケートで、綿棒などで傷つけてしまうと外耳炎を起こすことがあります。

綿棒での手入れの方法

綿棒を使って耳を掃除する場合は、ママの親指と人差し指を赤ちゃんの耳を囲むようにし、頭をしっかりと固定します。
綿棒の綿の付け根のところを鉛筆を握るように握り、不安定にならないよう固定しましょう。
綿棒の先端を赤ちゃんの耳の入り口まで挿入し、綿棒を2~3回程度くるっとまわしてやさしくふき取ってあげましょう。
決して奥まで綿棒を入れたり、強くこすったりしないよう注意してください。
綿棒を使って耳あかとろうとして、かえって奥に押し込んでしまうことがありますし、外耳道を傷つけたり、あやまって綿棒を奥深くに入ってしまい、硬膜を破ってしまうことがあります。

耳の奥の方の手入れの方法

耳の奥の方は、ママやパパが無理にとることは危険です。
耳鼻科を受診して、きちんととってもらいましょう。
耳垢がかたまってしまい、耳を塞いでしまう”耳垢閉塞”は、耳垢を柔らかくする薬を使って柔らかくしてから吸引して取り除きます。
ママの声や音に対して反応が鈍いようであれば、耳垢が詰って聞こえづらくなっている場合がありますので耳鼻科でみてもらいましょう。

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