授乳の方法とポイント
赤ちゃんの栄養法には母乳とミルクがあります。
赤ちゃんがママに抱かれて母乳やミルクを飲むことは、身体に栄養を与えるだけでなく心の栄養を与える大切な時間です。
授乳のタイミング
昔は、授乳も3時間毎にという方法がとられていましが、新生児の研究が進み、授乳のタイミングは赤ちゃんのリードに沿って行うことが良いと提案されています。
赤ちゃんがお腹がすいたサインには以下のようなものがあります。
- 吸うように口を動かす。
- 吸うときのような音を立てる。
- 手を口に持っていく。
- 急速な眼球運動がみられる。
- クーとはハーというような柔らかい声を出す。
授乳の手順
授乳は手順で行います。
- 赤ちゃんのおむつを交換し、手を洗って準備をします。
- 赤ちゃんが吸い付きやすいよう乳房の準備をします。
- 授乳をおこなう。
- しっかりとゲップを出して排気をさせます。
適切で楽な授乳姿勢
基本的には、赤ちゃんが自然に快適な姿勢で授乳ができ、ママも安心し、おだやかな状態で授乳ができるような姿勢がベストです。
授乳の時の姿勢は以下のような点に気をつけてみてください。
- ママがリラックスした状態で授乳ができる。
- 授乳場所によって、足台、枕、クッション、タオルなどで楽に授乳できるよう工夫する。
- できるだけ赤ちゃんと密着できるようおくるみなどを外す。
- 赤ちゃんにとって快適な抱き方を選ぶ。
ゲップのさせ方
授乳の最後は、必ずゲップをしっかりと出してあげましょう。
ゲップは赤ちゃんをたて抱きにし、赤ちゃんのあごをママのあごにゆだね、背中を軽く叩いたり、さすったりします。
なかなかゲップが出ない場合は、赤ちゃんの身体を横向きにして寝かせます。ただし、吐き戻してしまい、吐いたものがつまってしまわないように、赤ちゃんの体を横向きに寝かせます。胃から腸への出口は右下にありますから赤ちゃんの右側を下にして消化したものが流れやすくなるようにします。横向きのまま固定するために背中に丸めた布団やクッションを当てて置きましょう。
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