妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
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尿酸塩尿

通常は新生児の尿は薄黄~黄色ですが、生後まもなくからオムツに褐色~赤褐色の尿をみることがあります。
よく観察してみると淡黄色部分から褐色の部分に分かれていると思います。これは尿酸塩尿といわれるもので病的なものではありません。

尿酸塩尿の原因

尿酸塩尿は尿のなかに含まれる尿酸塩やシュウ酸塩などによるものです。
生後数日間の尿には多量の尿酸塩を含み時として橙黄色を呈することあり、これは腎機能が未熟なために生じた現象です。
無結晶性尿酸塩は酸性尿ではレンガ色ないし淡いピンク色をしており、排尿により時間が経つとオムツが赤味を帯びてきます。
血尿と比べると、赤いというよりもオレンジ色からピンク色を呈しています。

尿に血液が混じる疾患

尿道炎、膀胱炎、腎盂腎炎などの尿路感染症の場合の血尿は膿の混じった濃い褐色になります。
排尿時に痛みを伴ったり、熱が出るなどの症状が出ますので赤ちゃんの様子をみてあげましょう。心配な場合はかかりつけ医に相談しましょう。

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