新生児挫創
新生児ざ瘡とは、新生児期に頬、前額部に発生する湿疹で、思春期の蒸尋常性ざ瘡(にきび)に類似した発赤を伴う丘疹で頬の中央にみられます。男児に比較的多く、通常の尋常性ざ瘡(にきび)と同じように赤や黒の丘疹、面ほう、膿疱ができます。
新生児挫創の原因
母さんから移行したアンドロゲンや胎生後期の一過性テストステロン過剰、また赤ちゃん自身の副腎由来のアンドロゲンが一過性に増加するなど、ホルモンの影響だと考えられています。
新生児挫創の経過
数週間~数ヶ月間で自然に治ります。
新生児挫創のケアと治療
特に治療を必要はありませんがベビーオイルなどの使用を中止し、石鹸洗顔すると軽減することがあります。
拡がったり、化膿するようであれば受診しましょう。
新生児皮膚落屑と類似した異常
アトピー性皮膚炎の初期の症状と似ていることがあります。
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