妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
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胎児から新生児の睡眠の変化

人の睡眠には、レムM睡眠とノンレム睡眠があります。
睡眠のリズムは、メラトニンと光刺激に左右され、胎児、新生児は母体を介してメラトニンの影響を受けていますが、生後3か月ころからは新生児自身のメラトニン産生で睡眠のリズムを確立していきます。

胎児の睡眠

胎児は、妊娠21週ころに睡眠パターンが発達し、妊娠30週ころには覚醒期を示すようになり、ノンレム睡眠を増加させます。
妊娠9ヵ月頃には胎児は、睡眠と覚醒を20~30分間隔に繰り返すようになります。

出生直後の睡眠

出生後、分娩のストレスにより交感神経が刺激され覚醒状態にあり、激しく泣いたり、触れたり音に対して過剰に反応したりします。
出生数時間後には興奮状態も軽減し入眠します。
その後、不規則な睡眠と覚醒を繰り返し、1日の約70%は眠っています。
睡眠はレム睡眠とノンレム睡眠の時間がほぼ同じ程度で、生後日数とともにレム睡眠の割合が減少します。

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