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流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)
[原因]
おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)はムンプスウイルスに感染して起こります。
感染した人のせきやくしゃみで飛散したムンプスウイルスによって感染します。
潜伏期は2〜3週間で感染期間は発病の数日前から耳下腺のはれがひくまでの7〜10日です。
なお、感染しても発症しない子が30〜40%いるといわれています。

[症状]
耳のつけねのところからあごにかけてかたくはれてきます。
触れると痛がったり、食べ物を口にするときに痛みを訴える子が多く、食欲がなくなることもあります。
これは唾液を出す線(唾液腺)の一つである、耳下腺がはれて「おたふくのような顔」になるのでこう呼ばれています。
耳下腺はまず片方がはれ、数日後にもう片方がはれるようですが25%くらいの子は片方しかはれないですんでいるといわれています。
なかには、あごの下にある顎下腺がはれることもあります。
耳下腺のはれは3〜7日でひきますが両側が時間をおいてはれた場合は少し長引くことがあります。
顎下腺の場合は耳下腺よりはれがひくのに時間がかかります。
はれと同時に38〜39度の熱が出ることもありますが3〜4日で落ち着きます。
おたふくかぜで注意が必要なのは合併症でこどもでは無菌性髄膜炎、難聴、脳炎、思春期では睾丸炎と卵巣炎が心配な合併症です。
無菌性髄膜炎には10〜30人に1人がかかるといわれ、発熱や強い頭痛、おう吐がみられます。
症状は細菌性のものより軽いようです。
難聴はおたふくかぜにかかった子の2万人に1人の割り合いで起こっているといわれていいて、片方の耳だけの場合が多いといわれています。

[ママへ]
合併症が心配ですので注意してようすを見てあげてください。
5日以上熱が続いたり、激しい頭痛やおう吐などがある場合は再度受診しましょう。
痛みのため食事がとりにくくなります、あまりかまなくていいものや消化のいいものをあげましょう。
食事のあとなどは湯冷ましを飲ませたり、うがいをさせて口の中を清潔にしておきましょう。
思春期に感染すると合併症である睾丸炎や卵巣炎で不妊になることがあります。
7〜8歳までにかからないときは抗体を調べ、抗体がなければ予防接種を受けたほうがいいでしょう。

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