|
|
|||||||||||||
|
|||||||||||||
|
| 全身の生理的変化 |
出産後1〜2日はやや高めの体温のこともありますが、その後平熱に戻ります。 また、乳房が張ってくると微熱がみられることもありますが、37.5℃を超える時は相談しましょう。 分娩直後にやや早くなりますが、疲労が回復すると普段の状態に戻ります。 分娩時一過性に高くなりますが徐々に下がり普段の血圧かやや低くなります。 呼吸数の変化はみられません。 分娩後子宮が収縮し圧迫がとれると腎臓が活発に働き尿量は増えることがあります。 また、分娩時の赤ちゃんの頭の圧迫により一過性の膀胱神経麻痺を起こし尿が出にくいこともありますが多くの場合、24時間以内に回復します。 その他、分娩時に膀胱を圧迫 したために尿が濁ったり、軽度の蛋白尿を認めることもあります。 分娩後数日は食欲がなかったり、腹壁の緊張もゆるんでいるため腸の動きもにぶく便秘になりやすい状態にあります。 分娩直後赤ちゃんや胎盤、羊水が体外に排出されるため約5sくらい減少します。 その後も悪露の排出、尿量の増加、発汗や母乳分泌もあり徐々に減少します。 しかし、その後次第に体重の減り方は緩慢になり産褥4〜6週目にはほぼ一定の体重になります。 妊娠によって伸びきった腹壁の緊張は徐々に回復しますが完全にもとに戻ることはなく、ゆるんだ状態になります。 また、妊娠中にできた妊娠線は瘢痕化して白色で光沢のある旧妊娠線となります。 下腹部のまん中の色素沈着は徐々に消失します。 |