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| 入院中のスケジュール |
| 普通の経膣分娩の入院期間は5〜7日間、帝王切開の場合は10〜14日間くらいです。 何か問題があったり、経過が順調でない場合は延長されることがあります。 この入院期間でママはお産の疲れを癒し、これからはじまる育児に慣れることとなります。 [産後0日目(分娩当日)] *お産が終わり、分娩室での2時間の観察で異常がなければお部屋へ移ります。 あかちゃんも一緒にお部屋へ戻るシステムをとっている病院もあれば、同じ母子同室でも分娩当日だけは新生児室で観察をおこなうところもあります。 お部屋でご家族の方とあかちゃん誕生の感動を味わい、ママも無事に大役を果たせたこと、ママになれたことの喜びをあらためて感じることができると思います。 お産の疲れはあるのですが興奮が続いていて、なかなか眠れないとは思いますがゆっくり休むことが大切です。 *尿意があったり、産後6時間前後でトイレへ行きます。 お産の疲れがありますから助産婦さんがそばについて手伝ってくれます、気分が悪くなったり、ふらつき、めまい、息苦しさなどがあるようでしたらがまんせずに伝えてください。 会陰切開や裂傷などの傷の痛みで思うように歩けないかもしれませんからゆっくり歩いてください。 このときに悪露のついたパットを交換し、助産婦さんが異常の出血などがないかチャックします。 お産の影響で尿が出るまで時間がかかったり、出ないこともありますが時間が経つと感覚が戻ってきますから心配はいりません。 *初回のトイレまでの歩行で問題がなければ、その後はゆっくりからだを休めながら徐々にからだを慣らしていきます。 会陰切開や裂傷の痛みが強かったり、下腹部の痛みが強かったり、悪露の量が多かったり、気分が悪いなどの症状があるときには様子を見すぎないで早めに伝えましょう。 [産後1日目] お産の疲れは残っていますが、ママとしての生活がはじまります。 *授乳指導・育児指導 あかちゃんの抱っこのしかた、おむつのかえかたをはじめあかちゃんのお世話について指導がおこなわれます。 また、乳首の手入れと消毒の方法、授乳のときの抱き方、授乳の方法、ゲップの出し方など母乳で育てる基本の指導を受けます。 ミルクで育てるママの場合はミルクの作り方、哺乳瓶の消毒、授乳の方法、ゲップの出し方などの指導を受けます。 一応の指導を受けたあとはさっそく実践開始ですが、全てがはじめてのことでいきなり上手にお世話で着ないかもしれませんが徐々に慣れていくものです。 入院期間は練習期間ですから疑問や不安、うまくできないことがあったら遠慮せずにアドバイスともらってください。 *診察 体温、脈拍、呼吸、血圧など検温が行なわれる他、子宮底の高さ、子宮のやわらかさ、悪露の状態などの観察が毎日行なわれます。 子宮の回復状態や傷の状態などの診察が行なわれます。 傷の痛みが強かったり、便が出せない、痔の痛みがあるなどの症状があるときには伝えてお薬を処方してもらいましょう。 産後の診察を毎日行う病院もあれば産後1日目、3日目、5日目など決められているところもあります。 診察の結果、問題がなければシャワーの許可がおり浴びることができる病院もあります。 *あかちゃんは時間ごとに体温や呼吸、体重、黄疸など全身の状態などの観察が行なわれ、異常がなければ初めての沐浴が行なわれます。 [産後2日目] お産の疲れもだいぶとれ、食事なども美味しく感じるようになってくるようになります。 赤ちゃんのお世話も回を重ねるたびに落ち着いてできるようになってきます。 赤ちゃんが泣いたりしてあわてることもありますが、あせる必要はありませんからゆっくり慣れていきましょう。 一日のスケジュールはそれぞれの病院である程度決まっていて、それに準じて入院生活を送ることとなります。 *授乳 それぞれの病院でおっぱいの管理法は異なりますがおっぱいは赤ちゃんが吸うことで分泌が伸びてきます。 赤ちゃんを抱くことがはじめてという方にとっては力が入ったり、思うよう飲ませることができないかもしれません。 赤ちゃんは生まれたら上手におっぱいを吸えるものだと思われがちですが、やはり練習が必要です。 ママもあかちゃんも少しずつ上手になっていきますからあせる必要はありません。 母乳の場合、乳頭が短い、大きい、かたいなどが原因であかちゃんがうまく吸えない、おっぱいが張りすぎて痛みが強い、乳頭が切れたり、傷ついたりして吸わせることが困難に感じることもありますから、そのような場合は助産婦さんに相談してください。 [産後3〜4日目] 体力もだいぶ回復し、赤ちゃんのお世話も徐々に手際がよくなって来ます。 入院生活のも慣れゆとりが出て来て、他のママとのお話もはずむようになり楽しさを感じることができると思います。 そろそろ、退院へ向けての準備がはじまります。 沐浴指導や退院指導、家族計画、調乳指導などが行なわれますから、不安や疑問などがあれば質問し、退院してから困ることのないようにしておきましょう。 毎日の診察や検温に加え、貧血の検査や尿の検査が行なわれます 経過に問題がなければシャンプーの許可がでます。 赤ちゃんも毎日の診察に加え黄疸の検査、先天代謝異常の検査などが行なわれます。 また、生まれたばかりのあかちゃんは血を止める働きが弱いのでビタミンKシロップを飲ませてもらいます。 [産後5日目から退院当日] 退院の日にちはそれぞれの病院で多少異なります。 *退院時の診察 体温や血圧、全身状態のチェック、内診による子宮の回復状態、悪露の状態などの診察が行なわれ異常がなければ退院の許可が出ます。 *会陰切開や裂傷があって縫合が行なわれているのですが、縫合糸によって抜糸が必要な場合もありますし必要がない場合もあります。 赤ちゃんも全身的な観察が行なわれ問題がなければ退院の許可が出ます。 *退院の準備 退院の許可が出たら、赤ちゃんが退院時に着る服など持って来てもらうように連絡をしましょう。 出生届や出産育児一時金など必要な書類がある場合はできるだけ早めに提出し書いてもらっておきましょう。 また、入院費の概算を尋ね用意しておいてもらいましょう。 赤ちゃんのこと、自分自身のことなど不安や疑問がある場合は退院前に必ず解決しておくようにしてください。 病院によっては退院の時間が決まっているところもありますから確認しておきましょう。 退院前日には荷物をまとめ、必要がないものはご家族に先に持って帰ってもらっておくのもいいでしょう。 *退院 荷物をまとめ、忘れ物がないかチェックを行ない、ゴミは簡単にまとめておくといいでしょう。 ママもあかちゃんも着替えを済ませます。 ママは授乳するこを考えた服を選んでおいた方がいいでしょう。 準備が整ったら、ごあいさつを済ませ退院です。 *赤ちゃんを車に乗せる場合はチャイルドシートが必要ですから忘れないように準備なさってください。 |