妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
スポンサーリンク

妊娠中の風邪予防

妊娠中は免疫の低下によりかぜに罹りやすいといわれています。
妊娠中は胎児のことを考えて薬を飲むことを躊躇しがちで「できたら薬を飲まずに治したい。」そう訴える妊婦さんも少なくありません。
朝晩の冷え込みが厳しくなるこれからの季節、体調を崩したり、かぜやインフルエンザに罹るようになりますのでこれまで以上に体調管理をしっかりおこなう必要があります。

かぜとは

一般的にいわれる「かぜ」は、病名としては「かぜ症候群」といい「急性鼻炎」「急性咽頭炎」「急性扁桃炎」「気管・気管支炎」「感冒」などと同義語です。
鼻汁・鼻づまり・喉の痛み・くしゃみ・咳・痰などの呼吸器症状から頭痛・発熱・食欲低下・関節痛・全身倦怠感などの症状があります。
かぜ症候群とは病原ウイルスなどが鼻、のど、気管支などに侵入して感染し、急性の炎症を伴う病気で時に気管、気管支、肺にも炎症が及ぶこともあります。
かぜ症状群の原因微生物は、 80~ 90%がウイルスといわれており、主な原因ウイルスとしては、ライノウイルス、コロナウイルス、パラインフルエンザウイルス、RSウイルス、インフルエンザウイルス、アデノウイルスなどがあげられます。
かぜ症候群は、病原体の感染経路には空気感染(飛沫核感染)、飛沫感染、接触感染です。

かぜに罹りやすい理由

これからの季節、妊婦さんに限らす風邪にかかる人が増えてきます。特に妊娠中は風邪にかかりやすいため、風邪予防のためにも風邪にかかる理由について理解することで風邪を予防することができます。

  • 気温の低下と乾燥により一般にウイルスは活動が活性化します。
  • 空気が乾燥するとウイルスの落下速度が低下、空気中を漂う時間が長くなります。
  • 気温の低下により身体が冷え、体温が低下すると免疫力が低下します。
  • 空気が乾燥すると鼻粘膜や喉の粘膜が乾燥し、炎症が起こりやすくなります。
  • 寒いと窓の開け換気することが不十分となります。

妊娠中の風邪予防対策

風邪の予防の三原則とは感染経路を断つ、抵抗力をつける、免疫力をつけるの三つです。

  1. 手洗いとうがいを行いましょう
  2. 十分に睡眠をとりましょう。
  3. バランスのとれた食事を摂りましょう。
  4. 身体を冷やさないようにしましょう。
  5. 乾燥に注意しましょう。
  6. 人混みはできるだけ避けましょう。
  7. 使い捨てマスクを活用しましょう。
スポンサーリンク