母乳育児の良いことと困ること
母乳が赤ちゃんにとって最適な栄養方法であっても母乳育児の良いこと、母乳育児の困るこなどがあります。十分に理解して選択してください。
母乳育児の良いこと
- 赤ちゃんの成長に対して栄養学的に最も適した栄養です。
- 消化しやすく、ビフィズス因子もあり腸内細菌叢の発育を促します。
- 初乳の中には、母親の免疫が含まれ、感染症にかかりにくい。
- 有害な病原菌が含まれず、清潔です。
- 経済的です。
- 常に適温です。
- 腐敗しない。
- 下顎の発達を促します。
- 低出生体重児の生存率が高くなります。
- SIDSの発生が低くなります。
- 赤ちゃんの肥満を防ぐだけでなく、心筋梗塞や糖尿病なども防ぎます。
- 経済的でエコに役立ちます。
- 母親にとって、将来の乳がんや卵巣がんの罹患率が低いいわれています。
- 出産後の子宮回復を促進します。
母乳育児の困ること
- ダイオキシンや環境ホルモン、放射線などによって汚染されることがあります。
- エイズやATL(成人T細胞白血病)などは母乳を介して赤ちゃんに移行します。
- 働く女性の場合、母乳育児を継続することが難しい。
- 外出先での授乳環境がまだ整っていません。
- ママが入院や旅行など長時間赤ちゃんと離れる時に問題となります。
- 他人に預けることがむずかしい。
- ママが食べ物に注意する必要があります。
- ママが風邪などをひいても薬を飲むことに気をつかいます
- 乳腺炎などトラブルで辛いことがあります。
- どれくらい飲んだかはっきりしないため不安を感じることがあります。
- 順調になるまで頻回に授乳するため疲れてしまいます。
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