妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
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妊娠と治療中の薬

もともと病気があって薬を服用している場合は妊娠を希望していることを伝えて妊娠に対するアドバイスを受けてよくと良いでしょう。
また、妊娠の可能性がある場合には主治医と産科医に相談しましょう。
同じ薬効の薬で胎児に影響の少ない薬に替えたり、影響の少ない量に減量したり配慮できる場合もあります。
医師と相談し、病気をコントロールしながらより安心な妊娠を、胎児にとってのできるだけ良い環境を整えることができます。
医師の指示に従って、処方どおりにきちんと服用してください。

薬の種類による危険性

妊娠中の薬に関する危険評価というものがあります。
代表的な薬剤の胎児危険度分類基準には、米国のFDAリスク分類およびオーストラリア分類があります。
FDA薬剤胎児危険度分類基準は、アメリカのFDAによる胎児に対する薬の危険度を示す評価基準です。A.B.C.D.Xの5段階のカテゴリーからなり、Aのほぼ安全からXの絶対禁忌まで危険度に順じた分類がされています。
オーストラリア分類は、オーストラリア医薬品評価委員会・先天性異常部会による分類です。FDAの基準と同様、大きくA.B.C.D.Xの5段階のカテゴリーに分類され、Aカテゴリーは、使用実績からほぼ安全に用いることができる薬剤です。

夫が服用した薬

受精は、何億もある精子の中から最も元気の良い精子が卵子にたどり着き、受精することができます。
仮に、精子が薬の影響を受けたとしても、ダメージを受けているため受精には至ることは稀で、もしも受精が成立したとしても、着床できなかったり、ごく初期に流産してしまうと考えられています。
ですから、受精可能な時期に夫が薬を服用したとしても心配はないといわれています。

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