妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
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妊娠検査薬の原理は?

現在、多くの方が薬局やドラッグストレスで妊娠検査薬を購入し、その結果をみて産婦人科を受診なさっています。

妊娠検査薬の原理

この妊娠検査薬の原理は、母親の尿の中に出ているhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)とうホルモンを検出する検査方法です。
hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)というホルモンは受精卵が子宮の内膜に着床すると将来胎盤となる絨毛が子宮に根をおろし、この絨毛細胞から分泌されるホルモンのことです。
すなわち妊娠が成立するとただちに縦毛細胞からhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)とうホルモンが分泌されはじめます。その後、母親の血中に入ったhCGは尿中に排出されます。
この尿中に排出されたhCGを検出するのが妊娠検査薬で、妊娠反応を調べるキットが市販の妊娠検査薬です。
妊娠検査キットで陽性であるということは受精卵が着床し絨毛細胞が存在することを意味します。
hCGは着床直後から急激に増加し、妊娠8~14週の間に最高値に達するのですが、その後やや低下し、分娩までそのレベルが保たれます。
妊娠検査薬は、hCGに対する抗体を用いる免疫学的反応に基づく検査です。
妊娠反応が陽性になる時期は検査キット(試薬)のによって異なります。
現在、広く用いられている妊娠検査薬は、尿中hCGが25~50IU/L以上であれば検出できます。現在、市販されている妊娠検査薬も病院で使っているものと同じ原理で妊娠を診断します。

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