妊娠するとなぜ月経が止まるの?
妊娠を疑う身体の変化として、月経停止があります。
妊娠するとなぜ月経が止まるの?
月経の停止
予定月経が始まるころになっても月経がみられないことで妊娠を疑う人がほとんどです。
実際に、大部分の人が月経の遅れで産婦人科を受診なさいます。
妊娠黄体が産生するプロゲステロンの作用によって月経が停止します。
確かに、いつもきちんと訪れていた月経がないと妊娠の可能性はあります。
しかし、女性の身体はとてもデリケートで、生活環境の変化やストレスなどでホルモンのバランスが乱れ、月経が遅れることがあります。
月経周期にさほど変化のみられない人の場合、月経が2週間を過ぎても来ないと妊娠の可能性があるといえます。
ただし、何ら変化やストレスがなくても月経周期が乱れることがあるため、月経の遅れだけでは妊娠の確定にはなりません。
妊娠しているのに月経のころに出血がある
受精し、妊娠が順調に経過しているのに、月経のころに出血がある場合があります。
多くの場合、普段の月経よりも量が少なく、色の薄い出血がみられます。
これは、受精卵が着床し、子宮壁に根付くときにみられる「着床期出血」と呼ばれるものです。
ちょうど予定月経のころにみられるために、月経と思い込んでしまい、妊娠に気づくのに遅れてしまうことがあります。
普段の月経と違う、おかしいと感じたときには、妊娠の可能性も考えてください。
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