妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
スポンサーリンク

妊娠1か月(妊娠0週0日~3週6日)の過ごし方

妊娠1か月(妊娠0週0日~3週6日)は、最終月経の初日から約2週間後に排卵があり、その後に受精し、さらに受精後7~10日に受精卵が子宮内膜に着床します。
すなわち妊娠1か月の前半の2週間(妊娠0週0日から妊娠1週6日)は、まだ妊娠はしていないことになります。
妊娠1ヶ月目という時期は、ほとんど何の自覚もなく、妊娠に気がつかない時期でもあります。妊娠の可能性がある場合は、日常生活に注意をし、薬の服用やレントゲン検査などは医師や薬剤師に相談してください。

妊娠を考えた生活を

妊娠1か月は、受精卵が着床したばかりで子宮の大きさもほとんど変化がないため妊娠の自覚もありません。
ママには妊娠の自覚はありませんが、受精卵は細胞分裂は繰り返され、着床した受精卵は、胞胚から胎芽球から外胚葉と内胚葉が形成されています。
妊娠の可能性がある場合、あるいは妊娠を希望する場合は普段の生活を見直しましょう。
女性にとって体を冷やすことは血液の流れを悪くします。とくに下半身の冷えには気を付けましょう。冷房対策としてカーディガンや靴下を使用しましょう。
偏った食事は避け、バランスのとれた食事となるよう工夫しましょう。
ストレスはホルモンバランスを乱します。十分な休息や睡眠をとったり、時間にゆとりをもった生活となるよう心がけましょう。

葉酸の摂りましょう

平成12年に厚生労働省が「神経管閉鎖障害の発症リスク低減のための妊娠可能な年齢の女性等に対する葉酸の摂取に係る適切な情報提供の推進について」という通達が出され、妊娠の可能性のある女性に対して葉酸の摂取を推奨しています。
通達の内容は、
「妊娠を計画している女性に関しては、神経管閉鎖障害の発症リスクを低減させるために、妊娠1ヶ月以上前から妊娠3ヶ月までの間、葉酸をはじめその他のビタ ミンなどを多く含む栄養のバランスのとれた食事が必要であること。」
葉酸は水様性ビタミンB群の一種でほうれん草の抽出物から発見された補酵素です。
葉酸は、たんぱく質やDNA合成に必要な水様性ビタミンであり、胎児の発育に欠くことのできない栄養素で不足すると二分脊椎などの神経管閉鎖障害のリスクがあり、妊娠初期における葉酸摂取の不足により胎児における神経管閉鎖障害(NTD)の発症率が高まることが明らかにされました。
また、ビタミンB12とともに造血作用に関わっているため不足すると悪性貧血になる可能性もあります。
妊娠を考えていたり妊娠の可能性がある女性は、推奨量240㎍と栄養機能食品等から+400㎍摂ることを勧めています。
葉酸を多く含む食品としては、アスパラガス、ブロッコリー、枝豆、レバー などがあります。
サプリメントに関しては、病院によっては処方される場合もあります。まず、医師や助産師に相談してみましょう

妊娠2週0日~2週6日

月経周期が28日型の女性の場合、最終月経の初日から約2週間後である妊娠2週の初めに排卵が起こり、卵子は卵管采に取り込まれ卵管膨大部に運ばれ、精子と出会い受精が起こります。
受精卵は3日間は卵管腔の中で分割を繰り返し、受精後4日目に子宮へゆっくり移動していきます。
妊娠2週は妊娠日数14日から20日です。

妊娠3週0日~3週6日

受精卵は卵割を繰り返しながら子宮腔内に達し、受精後7~10日で着床し、妊娠3週に入って妊娠が成立します。
受精卵が着床し妊娠が成立したとはいっても子宮の大きさもほとんど変化がないためママ自身は妊娠の自覚もありません。
妊娠3週は妊娠日数21日から27日です。

スポンサーリンク