妊娠6か月の胎児の超音波画像
妊娠6か月(妊娠20週0日~23週6日)の胎児の超音波画像を紹介します。
妊娠20週0日のみぃーちゃん
画像の解説
FL(大腿骨長)は太ももの骨の長さのことです。
大腿骨は長く太い骨で測定しやすく、BPDとともに発育の目安になります。
ママのおもい
つわりのピークは過ぎたものの食欲がなくヨーグルトと果物を食べるのがやっと。
赤ちゃんの成長に必要な栄養なんて考えてあげられなかったのに超音波の画像に映し出された赤ちゃんは丸々していて、順調に育ってくれていて安心しました。
妊婦健康診査のたびに「いつも励ましてくれてありがとう」って感謝の気持ちでいっぱになりました。
BPDのサイズは46.0㎜、FLのサイズ28.0㎜…少し小さめかな?でも順調に大きくなってくれていました。
妊娠20週4日のあっくん
画像の解説
妊娠20週を過ぎると腎機能が発達し、尿の排泄がみられるようになり、胎児の尿は羊水産生を担っています。
ママのおもい
毎回、超音波でいろんな姿を見せてくれるので妊婦健康診査をとっても楽しみにしているのですが、体重が増えていたので妊婦健康診査がちょっと憂鬱。
でも、今日もかわいいお顔を見せてくれたので体重管理をしっかりしようと決心しました。
妊娠22週5日のむつきくん
画像の解説
APTD(腹部前後経)はお腹を輪切りにした前後の厚みのことです。
TTD(腹部横径)はお腹を輪切りにした横幅のことです。
FFW(EFBW)は胎児の推定体重のことで、BPD、FL、APTD、TTDのそれぞれの値をある計算式に当てはめ算出されます。
※推定体重はあくまでも推定です。
個性もありますから成長曲線に沿って大きくなっていれば心配はありません。
ママのおもい
お腹も大きくなり胎動もしっかり感じるようになりました。
胎動を感じると赤ちゃんが元気でいるんだって思えて精神的に落ち着きました。
BPD…57.3㎜・FL…37.0㎜・APTD…63.0㎜・TTD…73.0㎜・FFW…572g
妊娠23週4日のあっくん
画像の解説
へその緒の中には3本の血管が走っていて、2本が臍動脈で胎児の老廃物や二酸化炭素を含んだ血液で胎児から胎盤へ流れています。
残りの1本の臍静脈には栄養や酸素を含んだ血液が胎盤から胎児へ流れています。
これらの3本は螺旋状に絡まっていて、まわりにはワールトン膠様質というもので保護されています
ママのおもい
へその緒の大きさにびっくり!
推定体重は586gになりました。
※それぞれのサイズはその胎児の測定値であって、その週数の標準値ではありません。