妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
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妊娠5か月(妊娠16週0日~19週6日)の胎児の成長

妊娠5か月になると胎児は3頭身となり、顔だちもはっきりとしてヒトらしい姿になります。
成長は目覚ましいくなりますが大きめの子・小さめの子と成長の個人差がみられるようになります。
運動器官も発達し活発に動くようになり、ママは胎動を自覚できるようになります。
聴覚の機能が完成し、大きな音にびっくりしたり、ママの声に反応するキックゲームで楽しむことができるようになります。
妊娠17~18週から超音波検査で外性器の男女の違いがわかるようになり、うまくいくと女の子か男の子の違いが観察できる場合もあります。
妊娠19週頃の胎児は身長は24~26㎝、体重は300~400gくらいの大きさに成長してきます。

妊娠5か月(妊娠16週0日~19週6日)の胎児の器官の発達の様子

妊娠5か月になると胎児の全身は産毛で覆われ、髪の毛、爪も発生し始め、皮膚は赤色ですが脂肪が付き始め少しふっくらとした姿になります。
全身の関節や筋肉も発達し、中枢神経系の発達と相まって自分の意志で活発に動くようになり、ママは胎動として感じることができるようになります。
聴覚の機能が完成し、視覚も発達してきます。

妊娠5か月(妊娠16週0日~19週6日)の胎児の神経系の発達

赤ちゃんの神経も十分に発達し、自分の意志で動くことができるようになります。
視神経が大脳と結びつくことで視覚情報を感じることが可能となります。
妊娠5か月末には大脳の神経細胞数はこの時期で最大となり、これ以降は減少していきます。

妊娠5か月(妊娠16週0日~19週6日)の胎児の循環器系の発達

胎児の心臓の動きはさらに力強くなり、聴診器で赤ちゃんの心音を聴取できるようになります。また、超音波画像診断で心臓の4つの部屋を確認することができます。

妊娠5か月(妊娠16週0日~19週6日)の胎児の呼吸器系の発達

胎児の気管支の元から換気スペースとしての内腔ができ、肺胞間が形成され肺胞もできて来ます。

妊娠5か月(妊娠16週0日~19週6日)の胎児の消化器系の発達

胎児の消化管は発達し、消化液が分泌されるようになります。また、肝臓では血液を造るようになってきます。

妊娠5か月(妊娠16週0日~19週6日)の胎児の泌尿器系の発達

胎児の腎臓や膀胱はほぼ完成し、羊水を飲み込み、排尿する様子が超音波画像診断で観察できます。

妊娠5か月(妊娠16週0日~19週6日)の胎児の目・耳・鼻・皮膚の発達

胎児の耳、鼻、口の形が完成します。
耳は音を伝える内耳が完成し外の音を聞きとることができるようになります。とくにママの声は外から聞こえるだけでなく体の振動として胎児に伝わるため最も慣れ親しみ、最初に記憶する声だと言われています。
胎児の皮膚には皮膚を保護するために全身に胎毛と呼ばれる産毛が生え、髪の毛、まつ毛、眉毛も生え始めます。
手足には爪が生え、指には指紋のもとになる渦巻き状の皮膚の隆起が見られようになります。

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