妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
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妊娠1か月(妊娠0週0日~3週6日)の胎芽の成長

妊娠1か月(妊娠0週0日~3週6日)は、最終月経の初日から28日間をいいますが、実際には前半の2週間はまだ命は誕生していません。
最終月経の初日からおよそ2週間後に排卵した卵子が精子と出会い受精し、命が誕生します。
その後、受精卵は卵割を繰り返しながら子宮へと移動し受精後7~10日で着床し、その後、細胞分裂を繰り返し脳や神経、消化管のもとが形成されます。

妊娠0週0日~0週6日

最終月経の初日が妊娠0週0日、妊娠のスタートにあたり、新たな命の誕生に向けての準備が始まります。
胎児の頃に作られた卵子の元である原始卵胞の中から選ばれた卵胞が成熟を始め、一次卵胞、前胞状卵胞となり、その中からさらに約20個が胞状卵胞となります。

妊娠1週0日~1週6日

発育し始めた複数の卵胞の中で排卵まで進む主席卵胞の選別が起こり、さらに成熟し続け成熟卵胞へと成熟していきます。
その後、ホルモンの急激な変化により通常は1個の卵子が排卵されます。

妊娠2週0日~2週6日

この週の初め、最終月経から14日前後に排卵が起こります。
放出された卵子は卵管采に取り込まれ卵管膨大部に運ばれ、精子との出会いを待ちます。
ただし、卵子の寿命は12~24時間です。
精子は、尾部の運動により卵子が待つ卵管膨大部を目指します。
精子の受精可能な時間は射精後約12~48時間で、卵管膨大部で卵子と精子が出会い受精します。
受精卵は2日目に2~4細胞期、3日目には8細胞期、4日目に桑実胚、3日間は卵管腔の中で分割を繰り返し、5~6日目に胚盤胞となって子宮腔に移動し始めます。

妊娠3週0日~3週6日

受精卵は卵割を繰り返しながら子宮腔内に達し、受精後7~10日で着床し妊娠が成立します。
妊娠3週ころより消化器や循環器などの分化がはじまります。
この時期の赤ちゃんは"胎芽"とよばれタツノオトシゴのような形でエラや尾のようなものが見られます。
妊娠3週末の赤ちゃんは0.4~1.0㎝程度です。

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