妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
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妊娠8か月(妊娠28週0日~31週6日)の母体の変化

妊娠8か月は妊娠日数196日から223日です。妊娠後期に入ります。
お腹はさらに大きく重くなるため、妊婦さんの体に大きな負担と影響を与えます。

子宮の変化

子宮はさらに大きくなり、子宮底長は24~29㎝となり、お臍とみぞおちの中間あたりで子宮底を触れることができます。

手足がむくみやすくなります。

血液量が増え、大きくなった子宮が血管やリンパ管を圧迫し、血液やリンパ液の循環が悪くなることからむくみやすい状態になります。
また、エストロゲンなどの増加によりNaや水分の再吸収率が増加し、水分が貯留し状態にあるため妊娠後期になると足や手が軽くむくむことがあります。
とくに大きく重くなった子宮の圧迫により骨盤内静脈の血行が障害され、足がむくみやすくないます。

お腹が張る回数が増えます

妊娠後期になると子宮筋の感受性が高くなり、おなかの張りを感じるようになり張りの回数も増えます。これは生理的な子宮の収縮でしばらく安静にしていると治まります。
横になって安静にしても張りが治まらなかったり、痛みを感じるようであれば早産の心配もありますので早めに病院へ連絡してください。

便秘や痔になりやすい

子宮が大きくなると腸管を圧迫するため便秘を訴えるママが増えます。
妊娠中の便秘は、妊娠に伴うホルモンの増加・変化により、腸の蠕動運動が減少し、排便が遅延することで起こるため食事の改善や水分を多めにとっても改善しない場合もあります。
妊娠中は子宮に圧迫されて肛門周囲の血行が悪く、うっ血状態にあります。 便が長い時間腸の中にあって、かたくなると強く力むことになり、その結果痔や出血することがあります。
どうしても出ない場合は、医師に相談しましょう。

眠りが浅かったり睡眠不足に

子宮の増大や赤ちゃんの活発な胎動により息苦しさを感じたり、頻尿により睡眠が浅くなったり十分な睡眠を得られにくくなってきます。

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