妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
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妊娠6か月(妊娠20週0日~23週6日)の母体の変化

妊娠6か月(妊娠20週0日~23週6日)は妊娠日数140日から167日です。
妊娠6か月になると赤ちゃんもだいぶ大きくなり、活発に動くようになり胎動をしっかりと感じることができるようになります。
子宮が大きくなり腰痛や背部痛、浮腫や静脈瘤などの不快症状を多くのママが感じるようになってきます。

子宮の変化

妊娠6か月末には子宮底長が⒙~21㎝となり、おへその高さで触れることができます。

胎動をはっきりと感じます

妊娠5か月に胎動を感じなかったママも、この頃になるとおなかの中の胎児の動きを感じることができるようになります。
先輩ママは、胎動を「腸の動きのようだった」、「波紋が広がるよな感じだった」、「あぶくがはじけたような感じだった」、「お魚がはねたような感じだった」などと表現しています。
小さな動きですが胎児の命を感じることができ母親になれたことへの感動を感じることができます。

足や外陰部に静脈瘤が

子宮の増大により骨盤内の静脈が圧迫され、下肢からの血液の環流が悪くなることやプロゲステロンの作用で血管壁が弛緩することなどの理由で静脈瘤が発生します。
妊婦さんの2~3割にみられ、主にふくらはぎにみられ、その他にふとももも、外陰部などにも出現し、なかにはうずくような痛みや重圧感を感じることがあります。

腰痛

子宮が大きくなると体の重心は前方に移動し、バランスをとるために体を後方に反らすようになります。そのため、腰椎の自然な湾曲は過度になり、背中の筋肉が緊張状態になります。
また、妊娠に伴う体重の増加は腰部の筋肉に持続的な負担となります。それに加え妊娠中はどうしても運動不足になりがちで筋肉が衰え、正しい姿勢を保つことができなくなり腰痛を招くことになります。
さらに、妊娠に伴うホルモンの増加により、靭帯やそれを支える組織、筋肉は柔軟となりゆるむため、骨盤や背骨がずれたり、脊柱を支える組織の機能が低下し痛みを感じるようになります。

こむら返りが起こる

一般的にこむら返りは”足がつる”と表現されます。
こむら返りの原因ははっきりとわかってはいませんが重くなった体を支えるために足の筋肉が疲労する。また、身体の重心の変化伴い無理な姿勢をとることで筋肉が疲労することでおこると考えられています。
妊婦の3人に1人が経験するといわれ、足をのばしたときや就寝中起こります。

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