妊娠4か月(妊娠12週0日~15週6日)の母体の変化
妊娠4か月(妊娠12週0日~15週6日)は妊娠日数84日から111日です。
子宮が大きくなり、おなかのふくらみがわかるようになり。今まで着ていた服が窮屈に感じはじめるようになってきます。
多くのママはつわりが治まり、妊娠15週には胎盤もほぼ完成し流産の心配も減って着ます。
子宮の変化
妊娠4か月末には子宮の大きさは幼児の頭ほどの大きさになり、子宮底長は7~16㎝となり恥骨の上3~4㎝あたりに子宮を触れることができるようになります。
子宮は骨盤の上のほうへ上がるため、膀胱への圧迫が軽減し頻尿などの症状が緩和される方も出てきます。
子宮体部は充血し、軟化します。
胎盤の変化
胎盤は妊娠15週ころには形態的、機能的に完成し、流産の可能性はぐっと低くなります。
胎盤は、妊娠10ヵ月ころまで増大を続けます。
つわり
妊娠12~15週頃になると辛かったつわりも治まってくる妊婦さんがが増えてきます。ただし、つわりは個人差もあり症状が続く方もいます。
つわりが治まると食事が入るようになり食べ過ぎてしまうため体重管理に注意が必要となります。
また、これまではつわりで栄養のことは考えることができなかったと思いますが、これからは赤ちゃんの成長のため、ママの貧血の予防のため栄養バランスを考えた食事を摂るように心がけましょう。
体温の変化
妊娠初期からプロゲステロンの影響により高温相が持続していた基礎体温が妊娠4か月ころから徐々に下がり、熱っぽさやだるさ、発汗がおさまってきます。
代謝の変化
妊娠4か月になると脂肪や蛋白質貯蔵が亢進し妊婦さんらしいふっくらした体型になります。
インスリンの作用が弱ります。
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