妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
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妊娠3か月(妊娠8週0日~11週6日)の母体の変化

妊娠3か月は妊娠日数56日から83日です。
妊娠3か月に入ってもママの見た目はほとんどかわりませんが、つわりのピークを迎えつらくなる時期です。
妊娠によるホルモンの変化によりつわり症状の他、便秘や頻尿、乳房の張った感じなど不快な症状が多くの妊婦さんにみられます。
妊娠8週過ぎ頃から12週はじめまでに赤ちゃんの心拍を検出することができます。

子宮の変化

外見上はまだおなかのふくらみは目立ちませんが、子宮の大きさは妊娠3か月末には大人の握り拳ほどの大きさになっています。
大きくなった子宮を支えるために子宮の周りの靱帯や筋肉が引っ張られ下腹部に軽い痛みを感じたり、太ももの付け根に引きつった感じを訴える妊婦さんもいます。

乳房の変化

乳房が大きくなり、重く感じられたり、乳房が張ったり、痛みを感じたり、乳頭や乳輪部にメラニン色素の沈着が起こってが黒ずんだりする妊婦さんもみられます。

つわりのピーク

妊娠3か月がつわりのピークの時期で、水を飲んでも吐いてしまうママもいます。
妊婦さんの50~80%がつわりを経験するのですが、その程度、症状は個人差があり食欲の低下や増加、むかむか・吐き気や嘔吐、胃が絞られるように痛む、食の嗜好の変化、味覚の変化、唾液が増える、しゃっくりやげっぷが増えるなどさまざまです。

便秘がちに

妊娠中はさまざまな原因で便秘を訴える妊婦さんは多く、妊娠3か月になると黄体ホルモンの影響で腸管の動きが鈍くなり便秘がちになるママも増えます。
さらに妊娠3か月の終わり頃には子宮が握りこぶし大となり、腸管を圧迫することで腸の動きが鈍くなります。
また、つわりの辛い時期で食事量や水分摂取が少ないことやつわりや流産の心配で運動不足となることも便秘の誘因となります。
便秘により下腹部が張るような感じが強くなったり、ガスでおなかが張り不快や苦痛を感じる人もいますが、お腹の張りは流産の症状でもあるため注意が必要です。

新陳代謝が活発に

ホルモンの影響で新陳代謝が活発になり、汗をかきやすくなったり、おりものが増えたりします。

頻尿

子宮は握りこぶしくらいになり、膀胱が圧迫されるためトイレが近くなります。
妊娠中は膀胱炎を起こしやすい時期でもありますから注意が必要です。

イライラや精神的に不安定に

ホルモンの変化によってイライラしたり、つわりも手伝って気分が沈みがちだったり精神的に不安定になることもあります。

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